2007年7月13日金曜日

大長今(その3)~ソウル便り

帰国してからソウル便りというのも何ですが,チャングム・シリーズ第3弾!水原の華城を訪れたあと,郊外の韓国民族村にてです.入り口からして,こうですからね(左下).そしてところどころに,撮影スポットの案内(右下).

伝統的な家屋を見て回りましたが,伝統舞踊やシーソーで少女が飛び跳ねる芸,あるいは綱渡り芸などもあってそこそこに楽しめました.でも,薄日にもかかわらず,汗だくになり,あとで気づけば顔や腕が日焼けしていました.時間を気にしながらそそくさとしか見て回れないのも残念(そりゃ,仕事優先ですから当然ですが)

ソウル市の住民自治に関するヒアリング調査もばっちり完了.過去3回のソウル訪問は,仕事に追われ通しだったのに比べて,今回は先方の都合などもあって余裕を持って望めたのは正解.

それにつけても,週末にもかかわらず,ヒアリング調査に応じてくださった林教授には,この場を借りて重ねて感謝!

2007年7月12日木曜日

京急の旅

きょうは三浦市で講演.早朝出発で午前中に講演を終了し,都心での午後一の仕事のため,一気に京急を三崎口~品川(実際には三田まで)全区間(ただし,久里浜線)乗るという初の快挙.快速のコンパートメントのシートとはいえ,さすがに疲れました.横浜育ちでこどものころから京急には慣れ親しんでいましたが,全区間乗ったのははじめて.横浜近辺の沿線の風景も随分と変わりましたね.

全線走破といえば,東急東横線には学生時代毎日全区間(桜木町~渋谷)のっていましたが,いまやMM線乗り入れで,路線そのものが変わってしまいました.

都市は流転する,ということでしょうか.

2007年7月11日水曜日

大長今(その2)~ソウル便り

さて次は,世界文化遺産,水原(スウォン)の華城.ここの行宮もまた,チャングム撮影スポットが多数.たとえば,この場所は・・・


というと,こんな風に説明の立て札があります.

それから,これまたよく出てきたシーンでいえば,・・・

こんなところですね.

実はここ,すぐ横に小学校(?)があって,カメラのアングルによっては,映ってしまいます.





大長今(その1)~ソウル便り


もちろん,今回のソウル訪問も仕事です.

先日泊まったプラザ・ホテルからすぐ近くのプレジデント・ホテルに宿泊.部屋でネット接続できなかったので二日目から変えてもらったため,ウェスティン・ホテルに臨む,眺めがいまいちの部屋になってしまいましたが,初日は,市庁舎をうえから眺める高層階.市庁舎建て替えの様子がよく分かります.

今回は,ソウルという大都市の住民自治に関する調査研究で訪れたのですが,土日を挟む日程となったこともあり,土日の隙間の時間に,チャングム・ツアーを決行.

で,まず訪れたのは,ソウル近郊のヤンジュ(楊州)市にあるMBC放送の撮影所,大長今テーマパーク.韓国ドラマがヒットし,撮影セットをテーマパーク化したものとしては,冬のソナタが有名ですが,チャングムもまたしかり.日本だけではなく,中国でもヒットしたとのことで,確かに,日本人以外には中国人の観光客も多かった.

韓国への観光客は,最近では日本を抜いて,中国が一位とのこと.韓国人の海外旅行も,日本よりは中国が多いそうだ.ちょうどわれわれが訪問した日程と重なりましたが,東国原知事もトップセールスでソウルを訪れていましたが,一段と観光客の国際的な争奪戦は厳しくなっているといえるでしょう.

ともあれ,テーマパークでは,チャングム役のイ・ヨンエの手形があり.意外と小さい.そのしたのは,チャングムの子役の手形.当然小さい.

晩生のファンながら,あっ,ここはこの場面,あの場面と見て回り,それなりに楽しめたのですが,やはりちょっと物足りない.実際,少し朝早めであったとはいえ,客入りも多いとはいえない様子.周りにとくに観光資源もないことから,このテーマパークだけでは厳しいのでしょう.日本でも大河ドラマの撮影地を観光地として売り込むことも少なくないのですが,どうしても人気は一時的なものにとどまってしまうので,テーマパークがプラスの付加価値を与えてくれたというぐらい,もともとこれはといった観光資源があるようなところでなければ,なかなかうまくいかないということでしょうね.

ちなみに,クミョンが金鶏を逃がした場面のセットもありましたが,飼育場には,鶏(模型)しかおらず,金鶏はいませんでした.
(このテーマパークについては,ソウルナビにも詳しい.こちら