2008年12月23日火曜日

温泉郷にデモクラシーのルーツを探る

昨日の冷たい雨が心配されたのですが,今日はみるみる天気が回復,雨に洗われた温泉郷箱根湯本に気分よく到着.お迎えいただいた安保さんと箱根町立郷土資料館を訪れ,大和田館長に面会,所蔵文書についてお話をうかがうとともに,資料館の資料を拝見しました.新年恒例の箱根駅伝のコースである国道1号の開鑿経緯は興味深いものです.
かつて村民総会が開かれた芦ノ湯村を訪問した後,昼過ぎにハイランドホテルにて食事.薪焼の料理,絶品のデザートを堪能.どうしても私は食べるほうに走ってしまいますね.

そして,今回の日帰り旅行の目玉,すばらしいロケーションの安保さんの別荘も訪問.本格的な温泉風呂はうらやましい限りです.

2008年12月19日金曜日

一転・・・盛況!

昨日は快晴,おいらせ町特産品フェアも盛況だったとか.おめでとうございます.本年度リーダー塾大杉ゼミ事務局担当の八塚さんが写真とともにお知らせいただきました.ありがとうございます.

2008年12月17日水曜日

案の定・・・雨だった

都議会最終日,MXテレビ生中継を終えて,ちょっとした時間の余裕ができたので日本橋はプラザビルにクルマを回してもらいました.そうです,今日は,おいらせ町の特産品フェア初日です.

そして・・・雨男佐藤の面目躍如,ご覧のとおりの雨です.

そして・・・やはり私より前にアポナシ小櫃さんが立ち寄られたそうですね.

そして・・・クルマを待ってもらっていた私は黒にんにく詰め合わせパックを3袋買い込んであたふたと仕事に向かいました.

そして・・・その夜,都議会最終日恒例の都議会中継スタッフによる忘年会で黒にんにくを配りまくりました.にんにく大好きという古賀アナには特別3個です.

平成20年首都圏外最多訪問自治体への特別サービスPRでした(明日は晴れるから大丈夫!).

2008年12月10日水曜日

おいら君,東京に行く,のだそうです

先日訪問したおいらせ町,その特産品が東京でも手にできるそうです.

来る12月17日~19日日本橋プラザ前の特設会場で,青森おいらせ特産品フェアを開催するそうです.

そのホームページはこちら

われらが佐藤さんは一人二役の大活躍(着ぐるみのなかも!!).ぜひ機会があればお立ち寄りを.うわさの黒にんにくも買えちゃうそうです.

2008年12月2日火曜日

正念場の都政

いよいよ師走ですね.都議会もはじまり,初めてMX中継で初日の担当.知事所信表明は短く,なんだか淡々と終わりました.ちょっといやみかと思ったのが,所信表明中に出てきた文言〝未曾有〟.スタジオ中が注目していました.

ともあれ,都が打ち出した東京緊急対策Ⅱとそれを踏まえた第2次補正予算は重要ですね.第1次補正予算の半分強は新銀行の減債基金対応だったのですが,今回は中小企業支援や雇用確保策などの景気対策,周産期医療対策など重要な政策課題への対応.新銀行とは違って,実効性のある政策対応を期待したいですね.

2008年11月25日火曜日

おいらせフォーラム続報

佐藤さんから写真が届きました.早速掲載させていただきます.ありがとうございます.

2008年11月24日月曜日

おいらせ町まちづくりフォーラム

11月22日(土)においらせ町まちづくりフォーラムが開催されました.私は後半のパネル・ディスカッションのコーディネータということで,再びおいらせ町を訪れました(今年4度目です).

降り立つ三沢空港は吹雪いており,一抹の不安がありましたが,お迎えの佐藤さんのクルマに乗るころにはほぼやんで晴れ間も見えるように.事前のうち泡間のまで十分時間があるので,先週末鮭祭りが行われたということで,鮭の遡上を見ようと奥入瀬川に立ち寄りました.残念ながら,豪快な遡上は見られませんでしたが,写真のインディアン水車で捕まえられた鮭を見ました.最もこっちも,到着直前に揚げられたばかりということで数は少なかったですが・・・.
国史跡の阿光坊古墳群にも立ち寄りました.7~8世紀のもので,108ほどの古墳群があるとのこと.おいらせのルーツを考える上で貴重ですね.
フォーラムは,愛知学泉大学の山崎教授の基調講演に続き,私がコーディネータでパネル・ディスカッションを行いました.限られた時間のなかを,大和市議の河崎さん,大崎市まちづくり推進かの佐々木さん,八戸短期大の三浦さん,そしておいらせ在住でNPO代表の葛原さん,計4名のパネラーから要領よくポイントを絞ったお話をいただきました.寒いなか,三連休はじめにもかかわらず多くの方が参加され満席に近くなった会場からも質問が出されるなど,フォーラムはひとまず大成功.職員をはじめ関係者の方々のご尽力に感謝します.おいらせにどのような地域コミュニティを作り上げるか,制度設計に向けてこれからが正念場ですね.(肝心のフォーラムの写真は取り忘れました.いい写真があればお願いします!)

例によって夜は八戸の北浜で地元の新鮮な海の幸を味わいました.翌日,午後の出発便までの時間をまたもや佐藤さんのお世話になりました.宿泊はおいらせに接する三沢の故牧温泉にしたことから,三沢を中心にぐるぐる回ることになりました.かねてから立ち寄りたいと思っていた寺山修司記念館にも行きました.あらためて奇才の業績に触れ,寺山の世界の間口・奥行きの広さを実感しました.圧倒されますね.

2008年11月18日火曜日

参鶏湯,海鮮鍋がうれしい・・・

すっかりソウルは冬模様.明知大学校での交流研究会を成功裏に終え,また,交流協定締結に向けて大きく前進,ホッと一区切り.

写真(上)はロッテ・ホテル前のイルミネーションです.金融危機の影響か,それとも急に訪れた寒さのためか,夏に来た時ほどの活気がみられないのは気のせいでしょうか.

写真(下)は,ホテルの窓から明け方の光景.明け方といっても,7時ごろです.来訪するたびに工事のために姿を変えているソウル市庁舎が右下に,遠く山の上にソウル・タワーが見えますね.

2008年11月9日日曜日

祝!媛ちゃんバースデー

先週は本務校での講義はもちろん,古都奈良を日帰り講演旅行と未決裁の書類の山の処理に追われましたが,ウィークエンドは松山に入り,本日は愛媛県立とべ動物公園にはじめてまいりました.あいにくの天気で朝から冷たい雨にたたられましたが,実は偶然にもゾウの媛(ひめ)ちゃん2歳の誕生日.誕生パーティが行われました.

例のかわいい白クマのピース君もすでに8歳.年をとるわけです?!

2008年11月1日土曜日

青い秋空に美しい穂別の自然

フライトまでの時間,横山副町長と地域振興課の斎藤さんに穂別町内をご案内いただきました.休日の朝からありがとうございました.

写真は,国鉄富内線の終着駅富内駅.昭和61年に国鉄改革の一環で廃線となったのちも,駅舎などは保存されています.富内線に使われていたレールはベルギーなど海外から輸入された貴重なものだそうです.写真の切符の棚(なんていうのでしょう?懐かしいですね)は,映画鉄道員(ぽっぽや)で使われたものだそうで,右下に広末涼子が台の前に立っている写真がお分かりいただけますでしょうか.

穂別博物館では恐竜やアンモナイト,クジラの化石などの展示を見ました.現在では内陸部の穂別も,昔は海が入り込んでいたということですね.

産炭地でもあった穂別の中心街は,生きた化石といわれるメタセコイアを配した美しい並木道となっています.当時,道路両側を拡幅したのは珍しい事例としてずいぶんと視察が訪れたそうです.古代からの土地の成り立ちを踏まえた街並みの整備と言い,先ほどの駅周辺は宮沢賢治の思想を活かしていることといい,しっかりとしたコンセプトでまちづくりが進められてきたことがうかがわれます.

ほかにも,ありもりロード(有森裕子さんにちなんだマラソンコース)や長芋の収穫風景などもご案内いただきました(前の晩,飲み損ねた長芋の焼酎「いい爺いライダー」を横山さんから賜りましたありがとうございます!).あらためてお礼申し上げます.

舌にとろける!絶品ししゃも寿司

今回のお目当ては,なんといってもシシャモ寿司.昨年は意地悪な東さんはシシャモ寿司で人を釣っておきながら,お預けという暴挙に出たので,今回は講演前の昼御飯にいただきました.

お店は,大豊寿司さん.元祖シシャモ寿司のお店だとか,シシャモを使って工夫を重ねてこられたそうで,有名人も多くこられているとのこと.この季節は連日盛況,土日は行列ができるのだとか.確かに昼時は待たされたお客さんがいましたね.

そしていただきました.感激です.とろっと一瞬のうちに溶けるような淡白さと,甘い舌触り,しっかりとした後味という複雑な味わい.これはやみつきになりそう.来年もまた食べに来たいですね.

シシャモ寿司以外にも,大葉の包み焼き,天ぷら,生シシャモ焼きなど,いずれもこの上なく美味.おかげで上々の気分で講演をさせていただいたわけです.

でもことしのシシャモの水揚げは激減だとか.市場価格も高騰し,なかなか口にできないと地元の方もこぼされていました.これもまた地球温暖化と関係ありそうで,こんなところにも影響が如実に出てくるのですね.しっかり考えなければならない問題です.

第2回むかわ町第2回地域協議会合同会議

身に沁みる寒さの中,むかわ町の2つの旧町単位で設けられた地域協議会の第1回合同会議が開催されて,はや一年がたとうとしています.ということで第2回合同会議が行われ,昨年に引き続き,基調講演の機会をいただきました.また,私の講演後には,合同会議が行われ,参加者こそ少なかったものの(農繁期で皆さん大変だったようです),大変活発な議論が交わされました.

旧町の壁を越えた交流の重要さ,肩肘張って一体感の醸成などと言わずに,もっと気軽に遊び心を持って取り組んでいただきたいですね.写真は,合同会議終了後の懇親会.そして懇親会は2次会へ.山口町長にも最後までお付き合いいただきました.大いに盛り上がりましたね.鵡川,穂別のみなさん,ありがとうございました.

2008年10月31日金曜日

鬼太郎!

大山王国の石村さんのお話にもあったのですが,境港から弓ヶ浜あたりはかつては夜見嶋と呼ばれる島であったそう.この世とあの世を結ぶ所と考えられていたのでしょうね.

そうしたバックグランドを考えると,水木しげるが境港の出身というのも感慨深いもの.最終日,空港までの途中,水木しげるロードのある境港に立ち寄りました.

水木しげるロードから遠く離れた海とくらしの史料館にも立ち寄りました.水木しげる記念館のにぎわいとは対照的に,見学者が私一人というのもさみしかったですが,魚のはく製が勢ぞろいするなか,特大のマンボウは必見.

それにしても平日の昼日中から,これだけの観光客が集まっているとは,うわさ通り.塾生は視察客を狙った地元テレビ局にばっちり撮影されていました.放送されたのでしょうか?

2008年10月30日木曜日

NPO法人ひろしまね訪問

あくまでもたまたまですが,まるで対照的な雰囲気の写真となっていますが,なにせ文政6年建築の古民家で,NPO法人ひろしまね事務局長小田さんからお話しをお聞きしたのですが,ちょっと薄暗いのと,寒いのはつらかったのですが,お話はもちろん,充実しておりました.

小田さんの江の川に寄せる思い,役場経験を生かしてNPOを切り盛りされるうえでの覚悟・課題をうかがえましたが,何といっても,〝開き直り〟と〝遊び心〟がとっても魅力的でしたね.

場を移して二日目の宿泊場所ともなったのが,羽須美クラシック宿泊所.猪鍋などおいしい地元料理を堪能しながら,これまた絶品の地元のお酒を飲んで,夜遅くまで小田さんをはじめ地元の方々にもお付き合いいただき,貴重なお話を伺えました.熱い熱い語り口に〝開き直り〟と〝遊び心〟がひしひしと感じられました.塾生たちにとってもとても刺激的な場になったのではないでしょうか.本当にありがとうございました.

飯南町役場訪問

次いで昼食後訪れたのが,赤来高原の道の駅からすぐの飯南町役場.山碕町長にごあいさつしたあと,県庁から駐在の西さん,飯南町の伊藤さん,三島さん,永井さん,そして定住相談員の田部さんから,森林セラピー基地,職員地区担当制,空き家バンク制度についてお話を伺いました.

今は,例えば,道の駅もにぎわいを見せていますが,近い将来高速道路ができたときに,飯南町は通過点になってしまう地域.必ず来る将来に対して前向きに施策を打ち出している姿勢に,塾生も大いに関心を寄せたようで,熱心なヒアリングとなりました.ありがとうございます.

お目当ての薬膳料理~知産地賞のススメ

以前広島県庁から島根県庁に出向されていた木戸さんのご案内で舌鼓を打った赤来高原の道の駅の薬膳料理が忘れられず,視察の旅程に組み込んでもらいました.中山間地域研究センターからもすぐです.相変わらずの盛況でしたね.

古代米のご飯,芋のスープ,魚の煮付けに新鮮な野菜の数々.手間暇かけなくても新鮮で有機栽培の野菜は十分おいしいのです.

農村部はもちろん,今基本構想づくりでお手伝いをしている練馬区など都市農業を売りにしている割には,なぜ役所や来訪者がふらりと入れるようなところで,地元の野菜を使った料理を提供しないのか,全く不思議.

もちろん,地のものだけでフルコースとはいかないでしょうし,ペイしないでしょうから,例えば,サラダとかアラカルトの一品でとか,なにか地産地消の一皿を,役所の施設に入る飲食店に契約上提供を義務付けるとか,場合によっては補助するとか,なんとでも工夫できるだろうに,と常々思っております.「知産知賞」(知恵を働かせてアイディアをひねり出し,その土地のものを味わう,誇りに思う)がまずは先決ということでしょうか.

中山間地域研究センター訪問















二日目は,途中道の駅第1号の掛合に立ち寄りながら,国道54号をたどり,2年ぶりの中山間地域研究センター.試験研究施設とは思えない清潔さ.青空も見え,ちょっと冷え込んだもののすがすがしい気分.

主任研究員の有田昭一郎さんに研究センターの取り組みの全貌をうかがったあと,農地一筆マップやウェッブについて塾生から熱心な質疑.主任研究員の安倍さんや情報関係の和久利さんから丁寧なご説明を受けました.

こういう現場との密接な連携,現場のニーズを活かした研究はとても大切.ここでの研究はなにも中山間地だけでなく,都心のコミュニティにも当てはまる課題や分析手法でもある.例えば,新宿自治創造研究所など都市のシンクタンクともジョイントのセッションをもてたらいい刺激になるなと考えました.

多根さんに施設見学のご案内をしていただきました.写真はイノシシ除けの柵.イノシシ対策はほぼ理論的には完璧となってきたそうですが,知恵のある猿などが難題とか.

2008年10月28日火曜日

シジミ漁の風景

定宿の楽しみの一つ,展望風呂の朝風呂に入り,宍道湖を眺めると,昨日に比べれば雲も少なくすがすがしい青い空.

朝食をとって散歩にでると,シジミ採りの風景.昨日あたりから冷え込んでいるとのことですが,水に浸かって取っている姿もちらほら.

だんだん~米子・松江来訪

ついに第20期リーダー塾の現地視察.今年は鳥取・島根です.

まず初日は,米子現地集合後,中海・宍道湖・大山圏域広域観光連携事業について,米子商工会議所の渡邉さんからお話しいただいた後,連携事業をはじめとする広域観光圏の取組のキー・パーソン石村隆男さんから,この地域の地形的な成り立ち,出雲,大山などの故事を織り交ぜた熱い語りをたっぷりといただきました.また,地元米子市職員で,昨年度まで地域活性化センターに派遣されていた鵜篭さんも駆けつけていただきました.

石村さんが理事長を務める大山王国のホームページの充実ぶりは有名ですね.それから,連携事業の最大の成果ともいえるのが,「人々の意識を変えた」と言われたマップ(写真の背景のものやホームページを参照).手書き,といっても超絶の技巧があるからこその効果なのでしょうね.

今回は,もともと島根の山間部を中心とした企画で,おまけにあいにくの曇りがちの天気でもあったので,大山の現地には伺いませんでしたが,機会を改めて絶対に行きたい!という気にさせていただきました.ファンが多いことにも納得の語りでした.

米子での3時間以上にわたるいきなりしょっぱなからのヘビーなヒアリングの後,夕方に松江入り.

今回の現地視察のアレンジメントでおんぶにだっこしてしまった(というかいつも島根に行く時には私はご厚意に甘えていますが),県庁地域振興室の皆さんと交流会(@隠岐料理のお店鶴丸).

室長の岸川さん,かつて海士町訪問のときお世話になり(夜中まで飲み明かした)石川さん,今回調整の労を取っていただいた畑山さん(ずいぶんはじけてましたね),それに3月の視察の時匹見をはじめ過疎地視察でご一緒した前室長の松村さん,そしてこの人と会わなければ松江に来た気がしないという道前さん,お時間をいただき楽しいひと時をありがとうございました.本当はもっと久々にお会いしたい方々もおられたのですが,今回は失礼しましたことをお詫びします.

2008年10月26日日曜日

新宿区自治フォーラム2008

新宿自治創造研究所のお披露目のシンポ「新宿区自治フォーラム2008」が開催されました.中山区長のご挨拶,大森彌先生の非常に熱のこもった基調講演,そして私もパネリストの一人として参加したパネルディスカッション,ととても充実した議論が展開されました.百数十名の参加者を得,同日開催の他のシンポのダブルスコアの参加者だとか(未確認ですのであしからず).

職員の動員をかけずにもこれだけの参加者を得たのはすごい!何しろ,はじめから終りまで,中山区長が出席されたことも,研究所にかける想いを改めて認識し,気を引き締めました.また,地区協議会の最前線で頑張っておられる方々からも質問が出たほか,シンポ終了後の懇親会でも有意義な会話を楽しみました.ありがとうございます.

でも,動員がないからと言って職員の参加がこんなに少なくてもいいのかな?という(他の自治体でも常々感じる)いつもながらの疑問を持ったことも正直に記しておきましょう.対照的に,ほかの自治体の職員の方々の姿もちらほら.第一線で頑張っている職員ほど,こういう場にちゃんとこられているのですよね.自治体職員と言っても,差がますます広がる時代となってきました.こういう点をみると,能力・実績で差をつけるのはあたり前だよな,という気がするのですが,いかがでしょうか.

2008年10月24日金曜日

リクエストに応えて~自治体PB〝報告会〟















有馬さんの肝入りで実施の運びとなった特別区研修「自治体パブリックを創る」の〝卒塾者〟の事後報告会が,厳粛な(?)雰囲気のなか,新宿のとある居酒屋で行われました(10数分遅れて私が到着した時には,当然有馬さんは「次」のグラスに移っておられました).

幹事は地元新宿の蓬田さん.地の利を生かした0次会で新婚森澤さんとともに出来上がった乗りの良さと,まばゆいイリュージョンの披露で(輪ゴムのマジック!),久々に集まった仲間を大いに盛り上げてくれました.幹事役ありがとう.

それから,私のたっての希望で研修期間の記録として撮影された写真を編集し,CDで配布してくれた大野さんにもとっても感謝.さっそく載せちゃいます(撮影は8月末です).

これを見れば来年度の参加者増は間違いなし?!

2008年10月17日金曜日

なぜか懐かしい味

最後の締めは・・・やはり食べ物.フライト前に住宅街の一角,石垣小学校前にある来夏世(くなつゆ)でそばとジューシー(炊き込みご飯)の定食.普通の民家を改造した店構えは味とともになぜか懐かしい感じ.当日はいらっしゃいませんでしたが,元市長の奥様であるおばあちゃんが作っている店だとか.とてもおいしかったです.このお店も前日の昼食同様,市役所生活環境課の松島さんのご案内.松島さん,ありがとう!


最後,石垣空港では,これまた松島さんに今売り出し注と教えていただいた,パパイヤで作った「赤のティラミス」を,15分遅延となった飛行機への搭乗を待ちながら食べました.これまたおすすめ.

Press! Before & After

最終日は,午後のフライトまでの時間は島内事業者等を訪問.

金城運送さんは積極的に自動車リサイクルに取り組む島内事業者の一つ.そこでは部品取りした自動車のプレスの場面を見せていただきました.わずか90秒で200トンの重みをかけて自動車が十数センチの厚みに!これまでコンテナにせいぜい4,5台しかつめなかったのが,ソフトプレス機の導入により,24,5台もつめるようになり,その分輸送コストも大幅減になったとのこと.

小さな離島などでは事業者単独で購入するのが難しいでしょうから,共同設置,共同利用などの取り組みを考えてみるべきでしょうね.そのためには地元自治体や県のイニシアティブも期待されます.設置費用調達向けに制度融資で優遇措置などをしてもよいでしょう.県も市町村も,環境部署だけにとどまらない総合的な取り組みが求められますね.

3枚目は石垣の新港地区に業者が積載している使用済み自動車など.埋め立て用地の所有者は市の港湾部局.近くには台湾からの豪華客船が停泊していましたが,周辺はきちんと整備すればすばらしいリゾート地になりそうなハーバーなのですが,これでは台無し.市全体を挙げて,総合的な観点から環境を考えてほしいですね.

石垣市のクリーンセンターと最終処分場にもお邪魔しました.

2008年10月15日水曜日

事業者訪問,そして川平公園へ

そこまで過密なスケジュールを!というのが自動車リサイクル促進センターの出張ですが,本日も,石垣島・竹富町訪問・会議を終えて,石垣島島内の事業者めぐり.

風が心地よかったのですが,やはり陽射しは厳しいですね.

そして,夕方若干の余裕が生じたということで川平公園からの美しい眺望を眺める・・・はずだったのですが,次第にどんよりと空は曇り,ベストとは言えなかったようですね.それでも,廃車の山ばかり見ていた眼には,美しい海の織りなす色づかいに癒されました.

石垣市・竹富町訪問

2日目は宮古島島内視察を終えた後,石垣島にフライト.まず,石垣島市役所(写真上)を訪問し,下地保健福祉部長との懇談.自動車リサイクル事業にご理解をいただいていることがひしひしと伝わり,ありがたい限り.

昼食は,あとで聞いたのですが,市役所の方々が前日あれこれ注文し互いに味見した中で選び抜かれた海鮮丼風の定食.マグロ,ブダイなど新鮮な刺身がとてもおいしかったです.

午後は引き続き,市役所で石垣市,竹富町の取り組み報告をいただき,意見交換,新たな課題提起をいただくなど,大変有意義な会議でした.

それから,竹富町役場に移動.といっても,日本で3例しかない,自自治体外所在役場の一つ.石垣市役所から歩いて5分ほど(写真下).当選されて間もない川満町長との懇談.意欲的に環境を中心としたまちづくりに取り組む姿勢を示され,自動車リサイクルの重要性を理解されており,心強い限り.

宮古島現地視察Day 2

第2日目は前日見残しの某事業者の使用済み自動車の放置状況の視察からスタート.鉄屑市況が暴落しているだけに,解体事業許可があるので違法とは言えないものの,一抹の懸念が….

他方で,2枚目の写真はかつては数百台に及ぶ使用済み自動車の放置が見られたところ.今は跡形もなく片付けられています.

最もそこは,お墓のすぐ隣….3枚目の写真は,宮古島式のお墓だということ.

泡盛ミルク割&オトーリ初体験

度肝を抜かれたのは,夜の懇親会.なんと,泡盛の牛乳割り.宮古島ならではの風習とのこと(本当は,練乳で割るのだとか.これでは酒の度数がわからなくなる!!!!!).

さらに!オトーリという風習があります.親がグラスに酒を注ぎ,口上を述べた後,酒を飲み干し,その場の一人一人にグラスをすすめ,全員が飲み終わるまでついで回るというもの.最後,親が再び飲み干し,次の親を指名し,その後順次続けるというのがオトーリのルール.

先般,ソウルで不覚にも撃沈してしまったバクダンに似ていますが,飲み干した後,飲む酒の種類が違いのはともかく,グラスをカラカラ鳴らさなくてよい点,親が最後にもう一杯飲む点,親が次の親を座席順にかかわらず指名できる点,などで違いがあります.

訪れた郷家(ごーや)という居酒屋風のお店は観光客が主たるターゲットのようですが,沖縄民謡のライブもあり,最後は客総動員で踊りまくりました.私も踊ってしまいました.

宮古島市内の現地視察

宮古島市役所でのリアリングの後,現地視察として2か所ほど市内の事業者の視察を行いました.

自動車はもちろん,リサイクルの技術的な側面については全くの素人の私もこうした現場にここ4年ほど触れることで大変勉強になっております.

事業者の方々の熱心な取り組みが社会のシステムを円滑に動かすことになるので,大いに期待しています.

宮古島入り

さしあたり沖縄は宮古島に昼過ぎに到着,ボリューム満点のソーキソバ定食を食してから,宮古島市役所に向かいました.

今回のミッションは,そう,自動車リサイクルの離島対策等支援事業の普及・理解,先進地視察です.

5市町村合併後,県・保健所・市の連携で円滑な事業展開をみた宮古島市に,住民の核となるリーダーの尽力により不法投棄者の一掃を進める多良間村(こちらの住民代表にセンターより表彰)を交えての会議を行いました.

2008年10月13日月曜日

若狭サミット番外編

午後早めに帰ろうと,熊川宿を出た後,大下さんの案内で敦賀の来来亭でラーメンを食す.来来亭は西日本にチェーン展開しているラーメン店で,東京にはないようですね.食後の満足振りは写真からもうかがえるでしょう.

2時過ぎの特急で敦賀をたった佐藤さんと私.私は指定券をかわずに乗ったのですが,自由席は意外にも混雑しており,喫煙席しか空いておらず,ええいっと途中禁煙指定席に移りましたが,これは正解.なんせ,トンネル内の線路が破損したとかで,米原着は1時間遅れ.おもわずあの分厚い『宿屋めぐり』を読み進めてしまいました.

しかし,大変だったのは米原からの新幹線.禁煙車両がないので大奮発のグリーン席を予約していたのが,1時間あとの新幹線ではすでに満席.やむなく喫煙席に.すいていてほとんどタバコを吸う人がいなかったから何とか我慢はできましたが,ちょっとつらかったですね.でも,こうした苦労やアクシデントも旅の楽しみ.浅川さん,ご友人のお迎えのおかげで遅い列車に変更したのは大正解でしたね.

それにしても,今回のサミットでは大下さんと奥様などご家族には大変お世話になりました.この場を借りてあらためてお礼申し上げます.

伝建地区熊川宿視察

梅丈岳の展望台でまずは第一次解散.東,野口ファミリーはそれぞれ別行動へ.残りの私を含む単身組みと大下幹事長,中野・吉澤ファミリーとでイベント開催の熊川宿へ.

とても人でにぎわい,駐車に苦労するほど.とおりを一通りぶらぶらしましたが,日野宿復活をもくろむ浅川さんは熱心にビデオを回しておられました.日野の街に忽然と熊川宿もどきが現れるか?!

熊川宿は昨年末にもご案内いただきましたが,何度来てもいい町並みで気持ちいいですね.