2009年12月23日水曜日

開港150年横浜を考古する

昨日,横浜市会特別委での参考人として大都市制度についてお話させていただく機会がありましたが,なんといっても開始前に議会事務局職員に高校時代の同級生がいて,二十数年ぶりの再開に感激しました.その後,時間つぶしに,馬車道にありよくその前を素通りする旧横浜正金銀行本店本館に立ち寄りました(馬車道入り口,写真1枚目).神奈川県立歴史博物館になっています.明治37年竣工ですので,先日尋ねた丸の内三菱一号館のちょうど十年後ということになりますね.
企画展「横浜開港の考古学」,常設展を見て馬車道の裏通りから出ると,こんな風(写真2枚目).

考古学というと古代を思い浮かべてしまいますが,震災,戦災を経て復興した横浜や東京では,近代の〝遺跡〟をきちんと考えることも重要だなあと思いました.そういえば,先日放送されたNHK『ブラタモリ』第10回の「横浜」でも,北方小学校のビール貯水槽跡が取り上げられていましたね.

2009年12月21日月曜日

日立市内めぐり(その2)

第1回検討委員会を前に日立市内を再びご案内いただきました.大甕駅から塙山団地のコミュニティセンターを訪ねた後,諏訪の水穴とすぐ近くの石灰山,そして諏訪梅林(当然,いまの季節は咲いていませんが)をめぐりました.諏訪梅林は水戸の斉昭公(烈公)手植えの梅がある,由緒ある公園なのですね.
委員会でもある委員が指摘されましたが,日立市内は本当に見所満載です.写真には撮りませんでしたが,石積みフェチ(?)にはたまらない,鉱山職員による素人っぽい石積みもあったりします.

2009年12月19日土曜日

Notice:お気づきですか?新しいS.E.A.

ついつい怠りがちであったS.E.A.の更新.気を取り直して新しいアドレスで再始動.特に講義や講演で取り上げた(あるいは取り上げる予定の)時事的なトピックを中心に紹介しています.最新のトピックは,公式ホームページでもごらんになれます.

2009年12月16日水曜日

Notice:練馬区基本構想の策定

練馬区が新たな基本構想を策定しました(12/11).これは私が座長で関わってきた基本構想審議会での検討を受けたもので,ほぼ原案に基づくものです.この取りまとめには,多くの区民の方々からご意見をいただきました.ご協力ありがとうございました.また,そうした場を極力つくるべく努めました.区民参加の名にふさわしくすべく,事務局にも汗を流してもらいました.

地方分権改革推進委員会の第3次勧告を受けて基本構想に関する義務づけが廃止される見込みですが,そうしたなかでなぜ新たな基本構想が必要なのか,これまで以上に問われてきます.作って終わり,というこれまでの基本構想ではなく,これから策定が予定されている長期計画とあわせて,区政経営の礎として欲しいと思います.

2009年12月13日日曜日

久しぶりの高浜市訪問

数年ぶりに高浜市にお邪魔し,すでにブログでもPRしたまちづくりシンポジウムに参加してきました.600名定員の会場はさすがに満員とは行きませんでしたが,皆さん熱心に聞いておられた様子が壇上からもうかがわれました.大森彌先生の基調講演でぐっと聴衆をひきつけたうえで,第2部ではゲストでお招きした宝塚市中山台コミュニティの飯室さんはじめ,地元のまち協のリーダー役の板倉さん,神谷さん,そして磯貝市議会議長,吉岡市長といったパネリストの方ががそれぞれの持ち味を出されて,よいシンポになったのではと自画自賛させていただきます.

高浜市はいち早く〝構造改革〟を打ち出しましたが,これは単なる削減ありきの行革に終始するものではなく,地域からの自治を大切にして着実に実践を積み重ねることを重視する取組みでもあります.今年までに全市5つのまちづくり協議会が順次立ち上がったのもその現れです.市民を起点とした地域からの自治という観点から,ちょうど始まったばかりの総合計画策定,自治基本条例の作成のための市民会議からも,高浜市方式とよばれる試みが出てくるのでは,と期待しています.議会基本条例の動向もとても気になりますね.

これまでの行政のあり方は〝丸抱え〟(役所(しかも縦割りの原課)が抱え込んで,住民にはおろか役所に対しても閉鎖的)か〝丸投げ〟(予算や人がいないからとアウトソーシングしっぱなし)かといった住民・国民の期待を裏切り信頼を失うような対応が目に付きました.そうではない自治のかたちを目指す高浜市にはこれからも注目です.ぜひ高浜市ならではの「自治のかたち」=constitutionという意味での「憲法典」を編纂し,〝高浜市民自治法体系〟を打ち立てて欲しいものです.

このシンポの担当の鈴木さんを始め,野口さんなどリーダー塾関係者にもお世話になりました.ついでですが,今年のリーダー塾の現地調査(愛媛県)のスナップは,すでにブログに紹介したものも含めて,こちら

2009年12月10日木曜日

ゆめらいおん

あの村上隆デザインのゆめらいおん.ついに,ぬいぐるみゲット!かってにのせていいのかな?ところで,たてがみは緑が下にくるように,とのこと.

2009年12月9日水曜日

Notice:「地方行政において期待される法曹の役割」シンポジウムご案内

「地方行政において期待される法曹の役割」をテーマとしたシンポジウムを,2010年1月16日(土)13時半~17時(場所:弁護士会館2階 クレオBC)にて行います.塩野宏東京大学名誉教授を基調講演にお招きし,後半には私をコーディネータにパネルディスカッションを予定しております.詳細はこちら

2009年12月5日土曜日

南大沢便り~新駅ビル

昨日(12/5)の日経朝刊(東京・首都圏経済面)で横浜ベイサイドに次いで満足度の高い首都圏のアウトレットモールに南大沢が挙げられていましたが(日経リサーチ調査),南大沢駅前にまたまた新たな駅ビル,フレンテ南大沢がオープンしました.たびたびこうして南大沢の変遷を卒業生の皆さんにお伝えしてきましたが,私が南大沢の都立大に着任して早10年,十年一昔の変貌ぶりです.

2009年12月3日木曜日

Notice:大都市ガバナンス研究セミナーのご案内

来年1月18日(月)に韓国ソウル市麻浦区の申(シン)区長をお招きしてセミナーを開催します.私も携わっている研究環「グローバル競争時代の大都市ガバナンスに関する日韓比較共同研究」の研究活動の一環です.申区長には基調講演をお願いするほか,成澤文京区長との対談も企画しております.昨年度講演いただいた林明知大学校教授と私の共同コーディネータです.詳細は,こちらをご参考ください.

2009年12月2日水曜日

日立つところの国から

朝わずかな時間ですが,日立市二日目,助川海防城と吉田正記念館をご案内いただきました.幕末の歴史を彩る一こまですね.

そして,とくに私より一回り以上上の世代の方には吉田正音楽記念館はおすすめ.見田室長にご案内いただきました.ありがとうございます.
助川海防城跡から日立市内の眺めもすばらしかったのですが,この記念館の5Fにある展望カフェからの眺めもすばらしい(カフェそのものもおしゃれです).まさに,広々とした太平洋から日が立つのを悠々と眺めることができます.

日立市で撮影した写真の一部はこちらもご覧ください.

2009年12月1日火曜日

ベンツと海鵜

日立市のコミュニティに関する検討委員会にかかわらせていただく関係で市内視察をお願いしたところ,望外な実り多いツアーを企画していただきました.市民活動課の皆さん,ありがとうございました.そのごくごく,ごくごく一端をご紹介.

日立駅前を降り立つと,いきなり日立製作所作成の火力発電所タービン.
でも,工業都市という印象とは異なる多くの面をうかがい知れたのが,今回の視察の成果.自然が美しい.海岸の美しさはこの上のないものでした.この近くで捕獲される海鵜が全国の鵜飼の漁に使われているとは初めて知りました.不勉強のほど,お恥ずかしい次第です.
そして産業資産の宝庫.企業が作り出す真の意味での文化という企業文化が歴史的資産として残されているかおり,それをどう活用するかというのが現代の我々の使命ではと思われました.
市内にはベンツの工場もあり,ここから東日本,ゆくゆくは全国に出荷されるとのこと.

コミュニティに入って行く前の地域に関する予備知識は欠かせないものです.本当はご紹介したかった数々の名所・史跡.私の新しいカメラの操作が悪かったのか,今一つだったので,別途のご紹介にしたく存じます.

2009年11月29日日曜日

B-1覇者を食す

やむをえない事情(?)で久しぶりにサンシャイン・シティに行ったところ,〝厚木シロコロ〟なる幟.なんと文化会館の催事でB級ご当地グルメコーナーがあるというので,立ち寄りました.リーダー塾21期大杉ゼミ生が私を除いて食したというシロコロ・ホルモンを当然ながら早速いただきました.おいしいことはおいしいのですが,焼きあがったものが少しおかれていたのか,ちょっと硬かったですね.でも本場で食べねばというおもいをより一層強く持った次第です.裏をのぞいたら,こんな風に焼いていました.
それから,横手の焼きそばもついでにいただきました.そのほか歴代グランプリの富士宮焼きそば,各務原キムチ鍋,八戸せんべい汁が出店していました.

2009年11月23日月曜日

Notice:高浜市まちづくりシンポジウムのご案内

12月12日(土)午後1時半より高浜市にてまちづくりシンポジウムが開催されます.基調講演は,大森彌先生,後半のパネルディスカッションに私もコーディネータとして参加します.会場定員はなんと600人!近隣自治体からもバスをチャーターして参加される方もあるとか.どうぞご参加いただければと存じます.申込み・詳細はこちら

2009年11月18日水曜日

A gentleman walk but never run:一丁倫敦を歩く

本日は都内をあちらこちら駆け回り講演,研究会出席とこなしましたが,ほんのわずかな遅めの昼食時の隙間時間に再建された三菱一号館を訪れ,ざっと展示を見て回りましたが,大変興味深い!都市行政に携わるものとして,もう一度じっくり観てみたいと思いましたし,私の授業やゼミを受けている学生の皆さんにも一度訪れて欲しいですね.せめて研究会の会場まではと一丁倫敦を悠然と歩みました.

2009年11月17日火曜日

Notice:『まちづくり研究はちおうじ』第6号に講演録掲載

『まちづくり研究はちおうじ』第6号(平成21年9月)に私の講演録「市民参加による八王子発自治創造へ」が掲載されています.市民参加条例の検討会の座長を務めさせていただいたということで,条例施行を前に市民向けに講演させていただいたものです.

2009年11月16日月曜日

地域づくりのために呑む

ちょっと原稿が進んだからと調子に乗って,渋谷はシダックス・ホールにて開催された近所の居酒屋主催30周年記念パーティに顔を出してしまいました.同じマンションのS氏夫妻ともばったりお会いし,立ち話しながら数時間に及ぶ利き酒,飲み比べ.日曜日とはいえ・・・久しぶりにかなり飲みました.でも全国の酒蔵が集まるこの近所の居酒屋川島さんとは・・・(全国から10以上の酒蔵がブース出店!).

2009年11月11日水曜日

多治見にて

市役所にヒアリングのため,はじめて多治見を訪問しました.豪雨は過ぎたとはいえ雨の中でしたが,かえってしっとりと落ち着いた街並みがよかったですね.今回は本当にヒアリングのためだけの滞在時間しかとれず,行きはタクシー,帰りは徒歩で駅から市役所を行き来しただけでとても残念.休みを取って訪れたいですね.

昨季リーダー塾生の加藤さんがわざわざロビーまでお迎えに来ていただきました.ありがとうございます.その前に役所の前で出迎えてくれたキャラ〝うながっぱ〟には度肝を抜かれました.
ヒアリングは政策開発室の福田さんからとてもとても刺激的なお話を長時間いただきました.所期の目的が達成されたのみならず,自治のそもそも論をさまざまに考えさせられるご指摘をいただきました.お礼申し上げます.
好きな焼き物などを見ながら,今度はじっくりと散策したいと思った次第です.

2009年11月10日火曜日

居住まいを正して雲をつかむ

先般東京の自治のあり方研究会が始まるなど,何かと雲をつかむような議論ばかりしがちな昨今ですが,2週間ほど前に続き米国旅行をはさんで松山を再訪しました.県庁での行革ミーティング講演のためです.ふと思いついて講演の冒頭でも申し上げたのですが,松山という街は,おのずと居住まいを正す,その心地よさを味わえるところですね.私の最も好きな街のひとつです.今回はもっぱら講演のためで,ホテル近くにある秋山好古・真之兄弟生誕の地の記念館を閉館時間に塀の外から覗き込んだぐらいの余裕しかありませんでした.馬上の好古像(左手に復元された兄弟の生家)と真之の胸像が向かい合っております.

2009年11月8日日曜日

ワイナリー・ツアー:ベイ・エリアにあそぶ(その7)完結

さてSF紀行最後.Napa Valleyへのエクスカーション.ワイナリー・ツアーです.途中立ち寄ったSonoma Cityは富裕層の街らしくすばらしい街並み.上は市役所.小さいながらも立派な庁舎.アメリカらしく行政サービスは限られているのかなという感じでした(きちんと調べてませんのでわかりませんが).
車窓から見たブドウ畑.想像していたよりもなだらかな丘が続き,ブドウ畑が広がっていました.
最初に訪れたMadonna Estateというナパで3番目に古いワイナリーでのテイスティング.計3箇所のワイナリーでテイスティングをしました.ここでのシャルドネがお奨め.
最後の晩のSFの夕暮れの景色.文字どおりの快晴と,天気にも恵まれ,あまりにも楽し過ぎた4日間.たまにはこうしたオフも許されるでしょう.

2009年11月7日土曜日

セミナー講師とAED搭載自販機

まるで絵に描いた未来都市図のようですが,携帯でとった北与野駅前の風景です.聖学院大のポリシー・カレッジで「大都市制度の改革と課題」をテーマとするセミナーの講師を務めました.

参加者は少数精鋭,埼玉県内のみならず,特別区や相模原市などから,主として市議さん(特定の会派にとどまらず主要会派の方がそろっておられたのは驚きました)が中心で(院生や自治体職員の方もおられました),活発な議論が展開されました.終了後の雑談で出たのですが,政令市間で市議さんどうしの会派を超えた交流が実はないとのこと.行政の交流も限られている点をこれまでも指摘してきましたが,議員さんの研究交流も重要ですね.余談ですが,会場に設置されていた自販機はAED搭載なるものでした.なるほど,これならば設置スペースの確保に悩まなくてもすみますね.

南大沢便り~都議事堂見学,熱帯魚,TOKYO夜景

南大沢便り,といいましてもキャンパスを出発して実際には新宿にてのこと.昨晩は,首都大の学部大杉ゼミで都議事堂と都庁の見学を行いました.会派控え室や議事堂のツアーでは多くの方々がお忙しい時間を割いてご対応いただきました.特に普段は入ることがない会派控え室(今回は民主党)をお邪魔し解説をいただいたり,見学ツアーで都職員やガイドの方に時間を延長してまで詳細な説明をいただきました.この場を借りて改めてお礼申し上げます.

見学後,今期大杉ゼミでは初の飲み会では,最近流行らしい熱帯魚の水槽のある居酒屋へ.ゼミ生には私の趣味に付き合ってもらいました.

そして早々に飲み会は切り上げて,再び都庁に戻り,都庁展望台からメガロポリス東京を観察しつつ夜景を楽しみました.

ともすると南大沢に引きこもってしまいがちですが,気分を変えたゼミの課外活動でした.

2009年11月6日金曜日

SF諸景:ベイ・エリアにあそぶ(その6)

カリフォルニア科学アカデミーは存分に楽しみました.ガラス張り球形の施設のなかは熱帯雨林の展示.アカデミーの真向かいにあるデヤング美術館.展示よりは建物が印象的でしたね.
夕方にはベイ・エリアのクルーズ.青空をバックに夕日に浮かび上がる金門橋.
とにかく滞在中実にいい天気でした.
そして鉄板に盛られたダンジェネス・クラブ.日本で食べる越前ガニなどに比べれば大味かもしれませんが,ガーリック・バターで焼かれた風味満天の味わいはえもいわれぬもの.クラブ・ケーキもおいしかったのですが,今回の旅行の一押し.ピア39のカニ料理店でいただきました.

SF諸景:ベイ・エリアにあそぶ(その5)

SF現代美術館の屋上テラスでの休憩.ブルー・コーヒーをシップしながらいただいたのが,その名も〝モンドリアン・ケーキ〟です.自治体行政研究者としては,市役所の訪問も欠かせません.でも日曜日なのでお休みでした.
フェリー・ビルディングでの夕景.心地よい風に吹かれ,ベイ・ブリッジを抱く景色とカリフォルニアの白ワイン,オイスターはたまらない組み合わせでした.
そして,ライト・アップするとこんな感じ.調子に乗ってワインを飲んで店にカードを忘れるご愛嬌(と今だからいえますが,その晩ホテルに気づいたときは青ざめました.幸いにも翌朝店で受け取りましたが.それにしても,最初に別人のカードを持ってきた挙句,店員曰く「たくさんカードがあるから,名前を教えてくれ」とは???)

SF諸景:ベイ・エリアにあそぶ(その4)

数百匹のアシカの群れ!!CNNの報道で知ってはいましたが,こればかりはびっくり仰天.名物のケーブル・カーにも乗りました.ご覧ください,正面の急傾斜の坂.歩いて登る気はしませんね.
アップ・ダウンの多い坂の町だからこそ,こんな絶景がケーブル・カーに乗りながら味わえます.
ハロウィーンということでいろいろないでたちの若者に遭遇します.


アルカトラズ島:ベイ・エリアにあそぶ(その3)

二日目の朝はSF名物の大変な霧.霧に包まれた幻想的なアルカトラズ島にフェリーで渡りました.今月は随分といろいろな離島を訪れましたが,かつて刑務所が合ったことを観光の売りとした(というよりもそれ以外存在しない)島を訪れるのははじめて.アル・カポネも収監されていたところです.SFの港から目と鼻の先ですが,出発時は霧でまったく見えませんでした.

とてもよくできた観光ツアーで,かつて実際にあった脱獄についてや監獄での生活ぶり,そして最後刑務所としての役割を話し終え,ネイティブ・アメリカンに占拠されたこと,など実に興味深い話題が満載.大変勉強になりました.下の写真は,人形の頭をおいて脱走した事件の解説.激しい潮流に飲み込まれたのか,脱獄犯のその後は不明とか.


バークレー:ベイ・エリアにあそぶ(その2)

サン・フランシスコ到着後すぐに訪れたのはバークレー.大学街の独特の伸びやかで知的な雰囲気を味わいました.
なんの縁かヴェネツィアはサンマルコ広場の塔を模したというセイザータワーがUCバークレーのキャンパスにありましたが,残念ながら工事中.もっとも工事でなくとも登りませんが・・・.

2009年11月1日日曜日

SFに到着!:ベイ・エリアにあそぶ(その1)

ついにやってきましたサンフランシスコ.空港に迎えに来ていただいたバークリー滞在中の同僚伊藤さんとBARTで都心のPowell駅へ.地下駅からでるとケーブルカーの終点でもあるので,ターンテーブルで向きを変えている場面に出会いました.なんと手押し!!
お前はいまどこにいえるのかといわれそうですが,現在SFにて時差ボケで夜中にブログをアップデート中(実は二晩目).しっかり休暇を取ってきましたので,SF,バークリーを楽しんできます.

情熱に燃える赤き夕陽!:リーダー塾現地視察(その5)

どこにでもあるけどここだけの!にこだわったまちづくりが双海(現伊予市)のまちづくり.その仕掛け人,若松さんの夕日にかける情熱と突き抜けた発想に文字どおり研修生一同圧倒されましたね.夕日をテーマにここまでやるかといった感ですが,その前向きな姿勢は学ぶ所多ですね.熱く焼きついた,水産学校時代に船からみた夕日の記憶が一連の取り組みの原動力なのでしょうか.
まるで我々を歓迎するかのように二組のパラグライダーが飛来しました.
今回の視察を締めくくる有意義なお話をいただきました.若松さん,ありがとうございました.

歴史を掘り起こす:リーダー塾現地視察(その4)

平成の市町村合併は地域に様々な影響を与えてきました.八幡浜市というよりは旧保内町というべきでしょう,この地域のまちづくりは,合併という変革の中で埋もれつつある保内の歴史を掘り起こし,地域のアイデンティティを見つめなおす取り組みとでも言えましょうか.

写真は鉱業・紡績業で成功をおさめた白石和太郎の洋館で,明治30年代の建築といわれ,東京を含め当時の最先端をいくものであることがわかってきました.地域ネット研究会UWAの岡崎さん,八幡浜市(旧保内町)職員の宇都宮さんに街をご案内いただき,この洋館内部はボランティアガイドで管理人の矢野さんに興味深いお話をいただきました.ありがとうございます.
たとえば,限界入ってすぐの天井の電灯取り付け部にある漆喰.世界地図の上を天使が舞っています.このようなデザインははじめてです.玄関も両開き式で驚かされました.
建築物ファン,必見ですね.

村並み保存リーダー塾現地視察(その3)

現地でもくどく紹介させていただいたのですが,石畳へは10数年ぶり,そのとき石畳の宿でおいしい食事をいただき,気持ち良く畳の上で昼寝をさせていただいたのを懐かしく記憶しております.

写真は,地域の方々の石畳の村並み保存のシンボルともいえる,手作りの水車.
村のシンボル的存在,弓削神社にいたる屋根付き橋.この神社は弓削島ともつながりがあり,今回の視察でのつながりは興味深いところ.
そして,宿のおいしいお料理.地元の素材を心をこめて調理されたものだけに本当においしく頂きました.例によって,先にぱくついてからの写真で失礼!(鮎の塩焼きの写真を残せず!)
そして,夜は久々に気持ち良く眠らせていただきました.現地でご案内いただいた,宝泉さんや宿の方々,ありがとうございました.