2008年5月29日木曜日

Notice:投稿論文求む!~せたがや自治政策研究所

世田谷区が設置したシンクタンク,せたがや自治政策研究所が学術誌を発行します.実は私が編集委員長を務めていますが,若手を中心とした研究者の学術論文のほか,自治体職員や一般市民の投稿を想定した研究ノートの部門があります.ふるってご応募下さい.

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学術機関誌「都市社会研究」創刊に伴う投稿論文の募集

せたがや自治政策研究所(世田谷区が設置した自治体シンクタンク)は、区民の皆様や学生、研究者の方々の日ごろの研究の成果を発表する学術機関誌「都市社会研究」を創刊することとしました。発行は、平成21年2月を予定し、「都市社会研究」への論文掲載は、当研究所内に学識経験者による編集委員会を置き、査読・審査のうえ決定します。投稿論文は、下記により募集しますので、皆様の応募をお待ちしております。

1.募集期間 平成20年9月30日まで

2.募集内容
(1)投稿論文:原稿の長さは、2万字以内(図表、注、文献リスト含む)で、都市社会の構築に関連する研究の発表にあてるものとします。研究分野は、社会学、行政学、財政学、その他社会福祉・環境・教育・都市計画等の都市政策研究に関するものとします。
(2)研究ノート:原稿の長さは、7,200字以内(図表、注、引用文献リスト等を含む)で、研究上の問題提起のほか、世田谷に関わるテーマの研究の発表にあてるものとします。

3.執筆要領 執筆要領の詳細は、世田谷区のホームページをご覧ください。

4.提出方法 郵送によります。9月30日(消印有効)までに、下記送付先へお送りください。
送付先 〒154-8504 世田谷区世田谷4-21-27 せたがや自治政策研究所あて

2008年5月24日土曜日

Notice:日経「23区再編,すすまぬ議論」

都区のあり方検討委員会を舞台に都区協議が進められていますが,協議の着地点は霧のなか.5月24日付日本経済新聞東京・首都圏経済面「23区再編,すすまぬ議論」はこうした状況を大きく扱っていますが,その最後に私のコメントが掲載されています.

付け加えますと,福祉・教育など区民の日常生活に密着したサービスは都区ともに移管に前向きに検討すべきで,仮にそれらの事業を基礎的自治体レベルで行う場合に,現行の区の規模・区域が適切でなければ,区域再編論を避ける理由はないのではないでしょうか.あくまでも,基礎的自治体として住民にどれだけのことが出来るか,どれだけのことをすべきかを優先的に考えるべきでしょう.

最近の都区協議は,以前と比べると都民・区民への情報開示についてほんの少々の前進が見られるものの,都民・区民は依然として不完全情報のもとにあります.

閉ざされた協議の場をオープンに出来るか.これまでもあちらこちらで述べてきましたが,「コップのなかの争い」のままでは,(国や他の地方からの)外圧がかかってからでは手遅れという事態に追い込まれかねない,と考えるべきでしょう.

関心が持たれにくいテーマだけに,メディアの報道にも期待したいですね.

2008年5月22日木曜日

Notice:条例の実効性を考える

提出から1年を過ぎてようやく活字に!
(財)日弁連法務研究財団助成による共同研究の中間報告「家庭ごみ有料化,減量の実効性に関する研究」が刊行されました.私が執筆担当した部分は,次の通りです.

「ごみ減量化施策における行政のコミットメントと条例の実効性」日弁連法務研究財団編『法と実務』Vol.7,2008年,117-147頁

Notice:都道府県の補完機能に関する一考察

ちょっとタイミングがずれましたが,
拙稿「戦略的補完機能としての職員派遣」『都道府県展望』No.596(2008年5月号),53-57頁
がでました.どうぞご参考下さい.

2008年5月20日火曜日

Notice:今井照編著『市民自治のこれまで・これから』

今井照編著『市民自治のこれまで・これから』公職研(2500円+税)が刊行されました.

大物と並んで私も今井さんのインタビューを受けた『月刊地方自治職員研修』の連載を書物としたものです.自治を掘り下げて考える研究者としては当代随一の今井さんの思いが,インタビューを通じてもっとも直截に表明されている著作ではないかと思っております.本当にお奨めです.

2008年5月18日日曜日

ズーラシア訪問

ついに行きましたよこはま動物園ズーラシア.広い(でもとても広いので,やや二日酔い気味の身には辛かった・・・).緑が多くて気持ちよい.世界一周というコンセプトが植栽などにも行き渡っていてとても楽しめました.

ほかではあまり見かけない動物が多く(種の保存を目的にしているからだそうです),ヤブイヌの集団行動に見入ってしまったり,アカカワイノシシの赤ちゃんがとても愛くるしかったり,ついシャッターを押すのも忘れてしまいました.

人気のシロクマ,オカピなども他園に比べて広々としたスペースにいるので,動物園にはつきものの「痛々しさ」がなくて(軽減されて)いいですね.でもなぜシロクマ君は首を振り続けていたのでしょうか?


歌舞伎町ルネッサンス

金曜日,首都大の学部ゼミでは教室を出て,新宿区役所にお邪魔しました.新宿自治創造研究所の主任研究員の北野さんの全面的なお世話になりました.ありがとうございます.

前年度まで北野さんが携わっていて現在検討中の自治基本条例の取り組みについて,北野さん,寺尾さん,徳永さんから,そのあと,歌舞伎町ルネッサンスについて,担当の平井課長からそれぞれご説明いただきました.また,四谷第5小あとに事務局立ち上げ準備中のTMOを訪問,霜田事務局長からもお話しいただきました.

歌舞伎町の変貌はよく紹介されていますが,まちづくりという点からすればこれからが正念場.大都市のなかでも強烈な個性のある地域ですが,戦後直後,鈴木喜兵衛氏が抱いた〝道義的繁華街〟構想を現代,そしてみらいの視点から捉え返した,文化発信の試みは大変興味深いもので,今後の展開を見守っていきたいですね.

区役所正面では,ミニコンサートが行われていましたが,これも歌舞伎町ルネッサンスの一環.

ときにはキャンパスを出て,現場を直接体験する授業もいいですね.学生にも私にもいい刺激になりました.





2008年5月7日水曜日

I wanna get a new look,だけど・・・

今年のGWは,きっちりカレンダーどおりの休みをとりました.〝メタボ健診元年〟対策として,小学校以来でしょうか,4日間連続のプールがよい.初日は,地元の小学校の区民開放,2日目は箱根小涌園,まさか二度も来るとは思わなかったユネッサン(プールといえるかどうかは別ですが)です.そして,あまりの混雑に辟易して箱根を脱出,3日目は当初予定もしていなかったヒルトン小田原のスパへ.空きがあったので衝動的に宿泊し,4日目もスパのプールへ.

ヒルトン小田原は雇用能力開発機構から小田原市が取得し,ヒルトンに営業を任せている,例の有名な施設.その経緯は,小田原市のHPにも掲載されています(こちら).以前から一度は行ってみたいと思っていたので,ちょうどいいチャンス,〝視察〟をかねてのことでした.

ヒルトンが営業を始めてから手を加えているのでしょうが,これが国(独法)の施設かというほどの立派さ.GW中なのでちょっと(だいぶ?)値は張りましたが,近場のリゾート施設としては申し分ないでしょうね.部屋からの相模湾の眺望は素晴らしいですし,花咲乱れる散策路もいい気分転換になりました.

ところでメタボ対策はといえば,水泳(うまくないのでちょっと)と水中ウォークで随分エネルギーを消費しましたが,その分ワインと食事を補給して結局対策にならず?

2008年5月2日金曜日

Notice:「分権時代における自治体の人事マネジメント改革(上)」掲載

『判例地方自治』の市町村アカデミー・コーナーに今月と来月の二度にわたり原稿を掲載します.まずはその前半から.

「分権時代における自治体の人事マネジメント改革(上)」『判例地方自治』No.302(平成20年5月号),100-104頁