2008年9月23日火曜日

Still in motion:八王子市市民参加をより一歩前に

いろいろなもの食べ歩いてますね,と最近ブログを見る人からよく言われます.先ほども,八王子市の市民参加条例仕掛け人のKさんからメールでご指摘(現在は別部署に異動されてます).別にそれほどでもないのですが,そういわれると,ますます誇張してお伝えしたくなります.ちょうど,山手線が車両点検で停止したついでに恵比寿駅で気まぐれにも降りてしまい,久々にYGPで昼飯でもとふらりと立ち寄りました.こんなところにオイスターバーがあるのか,ということで,休日ならでは(?)昼からビール(ハーフだけ)と牡蠣2種(大槌産とタスマニア産)のセットをいただきました.いいでしょ?

ということで,昨日は都庁総務局の講演(始まって早々に演台のコップを割るというハプニング)+麺通団(なんと5周年記念日でうどんはタダ.惣菜の200円ですみました.ラッキー),本日は八王子市市民参加条例記念講演会+オイスターバーと,実は様々な締め切りに追われて,夜は疲れきってすぐ寝てしまうけど,早朝には目がパッチリ覚めてしまう日々を送りながらも,楽しんでおります.

ところで本題の八王子市市民参加条例記念講演会.ちらほらと懐かしい検討会のときのメンバーの顔も会場にありました.また,講演のほうも,申し上げたいことは申し上げたつもり.「市民が変える 市民が変わる」.ようやく作られた条例ですので,使いこなし,育て上げていただきたいですね.条例ができておしまい,では困るのです.

ところでせっかくの休日ということで,オイスターバーを後にして,久しぶりに東京都写真美術館にも入って見ました.「液晶絵画 Still/Motion」展です.TV登場以前とは違い,今では画像が動くのは考えてみれば当たり前なのかもしれません.絵画が動くことの不自然さとは何か,不自然な動きを見せる絵画が自然に感じられるのはなぜか(例えば,千住博氏の作品など),オイスターを消化しながらいろいろと考えさせられました.

2008年9月21日日曜日

〝天空の水族館〟~土地の記憶,水の記憶

六本木から麻布十番あたりにかけては江戸時代から金魚の養殖が盛んで,最近まで釣堀などもあったことは有名.六本木ヒルズももともとは金魚養殖が行われていた場所だったそうで,中沢新一氏も『アースダイバー』(講談社,2005年)で触れています(貧乏旗本の副業だったとか).

とすれば,昨年,そして今年と,六本木ヒルズ上層部のTokyo City Viewに忽然と水族館が現れても何の不思議もないのでしょうね.

ということで,そろそろ期末ですので,スカイ・アクアリウムⅡに本日はじめて行って参りました.入り口は,人気者のクマノミたち.カクレ,トウアカなどなど様々な種類が迎えてくれます.写真のような角度ですと,水槽を通して東京の街を一望できます.

こんな屏風型の水槽もあったりして,少々窮屈そうに金魚たちが泳いでいます.

どちらかといえば,おしゃれなディスプレイで大人向け,23時まで営業で,間違いなくデートスポットといっていいのでしょうね.ちらほらと子供連れもいますが,カップル比率は通常の水族館とは比べものになりません.


こんなゆっくりと回転する大きな球体の水槽もあったりします(ホームページには私の写真よりよほどましなものがいろいろありますので,ご参照を).

一つ上の階の森美術館で開催中の「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」展ものぞきました.水族館につられてあがってきたのだろう子供たちの姿も見られましたが(なにせ共通券ですから),小さい子供たちにとっては,これはちょっと引いちゃうでしょうね.

Notice:都政新報「東京市」構想コメント

11日に東京商工会議所が
道州制と大都市制度のあり方」についての報告
を発表しました.

私も東商政治・行政改革推進委員会のメンバーの一人として関わったことから,コメントを求められたのが,『都政新報』9月19日号2面「改革論議へのアンチテーゼ 道州制へ疑義も浮き彫り」です.

インタビューでは研究者としてというリクエストもありましたので,必ずしも東商の構想とまったく同じ立場からということではなく,持論を踏まえてコメントをいたしました.いずれにしましても,都区の〝インナーサークル〟にとどまらない様々な立場から都区制度,大都市東京のあり方が論じられるのは望ましいことだと思います.

インタビュー記事では触れられませんでしたが,将来の法人課税を含めた税制改革を見据えながら,大都市における受益と負担の関係についてや市民としての企業・事業者のあり方をじっくり考えることがあってもよかったかなと個人的には考えております.

2008年9月20日土曜日

Notice:「定住自立圏構想は地域を救うか」『月刊地方自治職員研修』10月号

『月刊地方自治職員研修』10月号に拙稿「定住自立圏構想は地域を救うか」が掲載されました.夏休み避暑中の明け方に書き続けたものです.定住自立圏をめぐっては現在いろいろ議論されているところ.いずれより焦点を絞った論考をあらためて書いてみたいなと考えております.

2008年9月14日日曜日

初秋の情景~神輿渡御










すでに縁日の模様はアップしましたが,昨日の子供神輿に続いて本日は,メインの碑文谷八幡様への神輿渡御.山車とともに八幡様にいきました.ちょっとはやめの到着でしたが,境内は出店で賑わっていました.

子供たちが引っ張る山車についてゆっくりと練り歩いていると,いろいろなことに気づかされますね.ここにこんな家が建ったのかとか,世帯構成が変わってきているだろうなとか,微妙な街の表情の変化も感じられます.

ものがたりを創る~小海モデル創造に向けた議論スタート

本日は,午前4時過ぎに起床で長野県は小海町に審議会に駆けつけ,臨席しました.

前半は審議会の委員間の議論に耳を傾け,そして,後半はこれから開催されるワークショップ形式の町民懇談会の予行演習のグループ・ディスカッション(写真は審議会委員を二つに分けたうちの一つのグループ)をじっくりと聴かせていただきました.委員間で活発に交わされる議論の質の高さは,この町の潜在的な地域力の高さを示していますね.おそらくは,こうした議論のフィールドがこれまで設定されてこなかったことが一番の課題だったのではないでしょうか.

さて,今後,小海町がどのような「物語」を作り上げることができるのか,非常に楽しみです.私はアドバイザー,あくまでも変革に向けての触媒の役ですが,町民の方々が,行政とどのような小海ならではの「協働」のモデルを作り上げるのか,ぜひ見届けたいと思っている次第です.小海はこれからもこだわりを持ってしつこく関わり続けたい地域の一つです.

2008年9月12日金曜日

縁日の賑わい

秋祭りの季節.地元の縁日の賑わい.出店はすべて地元町会によるもので,この手作り感がなんともいえませんね.帰国後,入試業務のほか山積みの仕事に追われながらも,ほっとさせられます.

2008年9月9日火曜日

Back to DC:ワシントン便り(Day6)~銃規制の行方

実質滞在最終日となった9月8日,大学図書館で最終の資料確認を済ませ,いったんホテルに戻ったのですが,夕方,もう一度見ておこうとペンシルバニア・アベニューにあるJohn A. Wilson Buildingに行きました.商務省とレーガン・ビルに挟まれて立地するこの建物には,そう,DC市役所(本部)と市議会がおかれているのです.

ビル名のJ.A.ウィルソンとは,かつて市議会議長を務め,DCの自治権拡充(ホーム・ルール制定)に尽力した人物にちなんでつけられているのですが,このウィルソン,銃規制にも活躍した人物です.

この建物を思い立って今一度見に行ったのは,このワシントンでの厳しい銃規制(銃の所持,持ち込み禁止など)が,合衆国憲法違反ではないかということで,法改正の動きがこれまでになく強まっているからです.

高級住宅街のジョージタウンはまったくもって平和な街ですが,DCの東側は全米No.1の大変危険なところ.銃規制を維持してほしいものです.


ウィルソン・ビルを拝んでから,官庁・ビジネス街の帰宅ラッシュを抜け出していくと,デュポン・サークルの間近,ニュー・ハンプシャー・アベニューに面してアメリカ政治学会The American Political Science Associationの本部発見.こんなところにあるなんて,ほんの近くをしょっちゅう通りかけながら,以前滞在時にも全く気が付きませんでした.

官庁をはじめ建物こそ雄壮ですが,首都ワシントンの中心部は実にコンパクト.徒歩圏内にこれといったものは納められ,おまけに,緑豊かでリスやさまざまな種類の鳥たちが生息しています.

2008年9月8日月曜日

Back to DC:ワシントン便り(Day5)~日曜午前の散策

台風一過(正確には熱帯暴風雨一過だけど),雲ひとつない青空,冷気を帯びた心地よい風,雨に洗われて輝く緑,文字通りすがすがしい朝.短期滞在ゆえに日曜日だからと言ってのんびりしていられないのですがが,昨日はホテルに缶詰めで,思いがけず整理業務をこなせたので,気分転換にタイダルベイスンにまで早朝の散歩の足を延ばしてみました.

早朝とあって,街中は車の往来を除けば閑散.ところが,ワシントン記念塔やリフレクティング・プール周辺,そしてタイダルベイスン湖畔(?)は,観光客こそまだほとんど出足はないものの,ジョギング中のランナーで賑わい.こんな絶好のコースがあれば,走りたくなるでしょうね.

かつて単身でワシントン滞在時の日曜日のささやかな楽しみといえば,ナショナル・ギャラリーをほっつき歩き,膨大な作品をその時々の関心で鑑賞しつつ,合間合間にNYタイムズやワシントン・ポスト紙の日曜版を読みながら休憩するといった過ごし方.

今回も,重い両紙をリュックに背負ってとぼとば歩いてはベンチで休息をとり,これだけは再度見ておこうと,ナショナル・ギャラリーに赴き,フェルメールの4点(うち1点はフェルメール作と推定)に絞って鑑賞.同じ17世紀オランダ・フランドル室にあるヴァン・ダイク,レンブラント,リューベンスなどの大作とは対照的に,いずれも小ぶりな作品.繭に包まれたような柔らかな筆致が特徴的ですが,光の輝きには意外と大胆に白色の点を置いていたりもするのです.間近で見られるの良いですね.上野で開催中のフェルメール展ではこんなわけにはいかないでしょうね.

フェルメールをはじめ〝巨匠〟の絵画の前には,カメラを構えた日本人観光客が申し合わせたように,『地球の歩き方』を携えているのですよね.8年前,確か公文書館の荷物チェックを受けた時に,なぜ日本人はみなこの本を持っているのだと聞かれたことがありましたっけ.

ともあれ,午前中だけでも結構な距離の散歩で,ちょっと気の重い仕事に午後踏み切るいい気分転換となりました.

(写真)タイダル・ベイスンのほとりの散策路.タイダルベイスンというだけあって,海洋からポトマック河を経て潮の満ち引きがあるのが,打ち上げられた芥からもわかります.




2008年9月7日日曜日

Back to DC:ワシントン便り(Day4)~ハンナさん直撃!

熱帯暴風雨(という訳でいいのかな?)Hannaが東海岸を遡上,ワシントンDCを直撃.う~ん,これは全く想定外の事態.

朝7時ごろはいったん雨があがっていたので,近くのデリに新聞と朝食のベーグルを買いに行くと,ベーグルをトーストしてもらっている間に激しい雨が.でびしょぬれになってホテルにとぼとぼ戻りました.近隣の学校や地域のイベントはすべてキャンセル(新聞やテレビで告知している).これは危険と判断して,今日はおとなしくホテルの部屋で昨日までに集めた資料の整理と分析.

でも早足のハンナさん,夕方7時前には雲間から青空が(サマータイムなのでこの時間でも晴れてれば明るいのです).

そこで,デュポン・サークルのイタリアンPesceでmussels(ムール貝を食べずに夏を終わりたくないですから)とメインにwhole fish(魚の名前は忘れました).

ここの料理はうまい!ホテルに閉じ込められてろくに昼食がとれなかった反動とはいえ,結構なぜいたくをしてしまいました.ひとりで週末にレストランに入るのは,ちょっとした勇気とお金が必要なのですね.

2008年9月6日土曜日

Back to DC:ワシントン便り(Day3)~Rosslynが熱い

好天続きでしたが3日目になり少々薄曇り気味.熱帯暴風雨が近付いているせいでしょうか,風も出てきて,でもその分快適に.90度を超えていた昨日とは大違い.

ということで今日は昼休みの散策にジョージタウンからキー・ブリッジを渡ってヴァージニア州のロズリンへ.オフィス・ビルの建設ラッシュ.写真はロズリン駅前からとったもの.ジョージタウン側からの眺めは,こちらのホームページを.

この地域は2004年にBIDの認可を受けているようですが,何しろワシントンの中心部にも近く,ジョージタウンに隣接した好立地.これからさらなる発展=開発が期待されることでしょう.実はこうした取り組みに関しても今回の調査の重要なポイント.何とか取りまとめたいと考えています.

2008年9月5日金曜日

Back to DC:ワシントン便り(Day2)~緑豊かなQストリート

早朝の散歩で気分が良かったからと言って,そして,デュポン・サークル発キャンパス行きのシャトル・バスを横断歩道手前で逃したからといって,この季節に2キロほどある距離を歩いたのはやっぱり失敗でした.大学の図書館に着いた時には暑さでぐったり.

でも久しぶりにデュポン・サークルからバッファロー像があるロック・クリークの高い橋を渡り,ジョージタウンの緑に覆われた住宅街を散歩すると,矛盾するようですが,気持ちのいいものです.日本の自治体のお役所文書にある「緑豊かな街」とは大違いですから.高級住宅地だけに住民がコミュニティを守り続けてきた努力もあるのでしょうね。

といってものんびりしていられないので,図書館に着くや,お目当ての資料を探し出し,コピーを取り,また,調べもの.
ここで大きな変化に気付きました.図書館が寒くないのです(ホテルの部屋は冷蔵庫のようで,エアコンの調節に苦労しましたが).以前滞在時は,1時間図書館にいたら,15分炎天下で体を温めてまた図書館に戻ったものでした.少しは地球温暖化に気を使っているのでしょうか.

昼には,ポトマック河畔まで性懲りもなく散歩してみました.観光客がうまそうにビールを飲んでいるのを横目に,のどの渇きをぐっとこらえて,再び図書館に戻りました.
でも,夜は我慢できず,ホテル近所のイタリアンBucca di Beppoで山盛りの料理(トマトベースのソースでエビの入ったもの)とモッツァレラ付きガーリックトースト(ほとんどピザ状態)をつつきながら,サミュエル・アダムスで喉をうるおしてしまったのでした.宿に着くとふらふらでいつの間にやら眠りにつき,おかげでマケインのスピーチは生で聴けないばかりか,夜中に目を覚まし,やっぱり時差ボケが・・・.

Back to DC:ワシントン便り(Day1:その3)~勝負メガネ

ホリデー・シーズンのせいか街は閑散としていますが,メディアはもっぱら共和党大会で白熱.こちらは時差ボケ対策で夜は共和党大会の中継を見ようとがんばりましたが,やはり途中でうとうと.次々にマケインとプライマリーを争った政治家がスピーチを行ったようですが,漸くジュリアー二の時に目を覚まし,そして真打ペイリンのスピーチはしっかりと聞きました.

家族の話題や政治家として未知数なところばかりが強調されてきましたが,堂々たるスピーチに相当印象が変わったのではないでしょうか.いくつかポイントはありますが,やはり私の研究分野からすれば,小さな町とはいえ市長経験があること,community organizerとしての経験を強調したところ(コミュニタリアンへのアピール),ワシントン・エリート(もちろんオバマが標的!)への強烈な批判は注目しました.

とはいえ,滞在先地元のワシントン・ポスト紙も社説でタイトルに掲げるように“Ms. Palin's Introduction: A strong convention speech alone can't answer the questions about her readiness”と言ったところでしょうね.有権者のリアクションについても様々であることを伝えております.

それから,気になるペイリンのメガネ,Kazuo Kawasakiの704シリーズで,レンズ込みで700ドルはするとのこと(9月4日付USA Today紙による.なお,フレームだけで375ドル.同社の旧型はコリン・パウウェルらもかけてたとか).ペイリンの勝負メガネ?きっと日本でも話題になっているのでしょうね。

ところで,民主,共和の両大会で注目を浴びたオバマ夫人(ミッシェル)とペイリン,そしてついでに私との共通点はといえば・・・,同い年です.まあ,私は全くの蚊帳の外ですが・・・(ワシントン・ポスト紙オピニオン欄のAnne Applebaumのコラム参照.ヒラリー・クリントンとは違って,ポスト・フェミニズム世代なわけです).

Back to DC:ワシントン便り(Day1:その2)~Woodrow Wilson House

デュポン・サークルからコネティカット・アベニュー沿いに数ブロック進んだところにあるホテルに滞在.昼下がりのホテルのフロントは閑散.

実はかつて1年余りDCに滞在しながらも,こちら方面は散歩に訪れたことが一度あったかどうか.

一息ついてから,閉館時間の4時ぎりぎりにウッドロー・ウィルソン・ハウスに行く.実は初めての訪問だ.アメリカ行政学の祖が大統領時代にすんでいた家なのに,なぜ今まで訪れなかったのか,我ながら不思議.老夫婦とともに案内してくれた,ガイドのおねえさんの早口についていくのに精いっぱいであったが,家での暮らしぶりからも学者大統領らしさが十分うかがえた.

Back to DC:ワシントン便り(Day1:その1)~5年ぶりのGeorgetown

5年ぶりのワシントンDC.好天のダレス空港に気分よく降り立ち,かつて愛用していたメトロバス5AでRosslynヘ.格安路線という以上に,都心へのアクセス途上を眺められるのが一番の理由です.そしてもう一つの理由は、ロズリンからはジョージタウン大学行きのシャトルバスが発着すること.大学のIDがないので1ドル紙幣を手にして並んでいると,迷彩服を着た大柄の黒人のオジサンが払わなくていいんだという.確かに学生たちもIDを提示していない.5年の間にルールが変わったのか.

変わったといえば,もともと狭いジョージタウン大学のメインキャンパスにさらに新しい建物が建設中.かなり立派だ.さらには,シャトルバスの発着場所も変わった.遅めのランチを取ろうと学食に行くと,タコス風のサラダがスモールとラージに分かれた.私はスモールを頼むと,タコスのカップの代わりにチップが入れられるが,サラダの量はあまり変わりがないような気がする.

やれやれ,記憶が薄れているうえに,いろいろ変わってきたようだ.実質1週間弱の滞在で果たして対応できるか.ともあれ,荷物を抱えたままだったので,炎天下の中街中を歩きまわるのにギブ・アップ,ホテルにタクシーで向かうことに.初日の最大の課題は時差ボケ対策だ.(荷物持っていたので,ここまでは写真はありません)

2008年9月2日火曜日

このナシ食べて残暑を乗り切る

写真は騎西町特産の見事な大ぶりのナシ(アツサワ梨園).小櫃さんからいただきました,ありがとうございます(注:19期リーダー塾生へ.宅配便で,です.玄関の扉を開けたら小櫃さんが・・・,ということはありませんでした.念のため).

見かけだけでなく,甘く繊細な味わいは絶品.家族はもちろん,おすそ分けした隣家にも喜ばれました.いただいたからというのではなく,本当においしいので,この場を借りて宣伝させていただく次第です.海外出張前に日本らしいやさしい味わいに舌鼓を打たせていただきました.

調べてみると,埼玉県のナシの出荷量は全国8位(「農林水産省生産出荷統計」(平成19年)),埼玉県内では騎西町は5位(農林水産省関東農政局農林水産統計「平成17年産果樹の市町村別収穫量及び出荷量(埼玉県)」)なんですね.ところで,全国出荷量では,1位が千葉県,2位は茨城県.てっきりナシは鳥取県と思っていましたが,3位なのですね.

また,埼玉県政ニュースによれば,平成18年から騎西町は台湾にも出荷しているようです.これはかなり良い値がつくでしょう.輸入を防御するばかりでなく積極的に輸出を図る,〝攻めの農業〟の一翼として大いに期待できますね.