2007年6月25日月曜日

早起き習慣の復活か?

寝苦しい夜が続くからか,それともソウル出張,深夜帰宅の翌朝には浦安市民会議の分科会出席とランチ・タイム・ミニ講演(といっても1時間は話しましたが)が続くというハード・スケジュールで変に疲れているせいか,早寝・超早起き(夜中の2時ぐらい)というかつての習慣がまた復活しそうな気配.

ところで,先週金曜日のKAIS主催の学会(@プレス・センター)では,キョンギドウ知事の挨拶,日本からの来賓に岩國哲人代議士が基調講演,といった豪華なキャスティングでスタート.もっとも,全体として時間が押せ押せになり,第1部セッションは当初1人あたり発表の持ち時間20分がさらに5分カット.また,聴衆の大半を占めるキョンギドウ職員向けに韓国語でセッションが行われ,日韓の通訳がいたのですが,セッションの予定時間が過ぎると「契約の時間が過ぎましたので,私は帰ります」といって,さっさとブースを出て帰ってしまったのには,驚かされました.その時点で,私に対する質問とそれへの返答が全部終わっていましたし,司会の金先生は時折英語も交えていただけたので,事なきを得たのはなによりでした.

ホッとしたのもつかのま,金曜夕方のラッシュに巻き込まれないようにと,セッションが終わるとすぐ,余裕をもって空港に向かったのですが,これは正解でした.なにしろ,金浦空港について,どうも登場予定のJALのカウンターがないぞと思ったら,国内線用のターミナル!そこから,結局,循環バスで国際線ターミナルに向かうことに.ソウル市内で拾った一般タクシーだったのですが,ソウル到着時に乗った模範タクシーの半額以下でこれたと思ったけれども,やっぱり気が利かないということなのでしょうか.まあ,韓国語がまったくできない私が悪いのでしょうけれども.

学会報告とはいえ,研究者のみならず,公務員を対象に,少々メリハリをきかせた話をする機会を楽しめたのは,私にとっては貴重な体験.いい刺激となりました.

2007年6月21日木曜日

入梅のソウル~ソウル便り


昨日夕方羽田を発ち、ソウル入り。曇りがちとはいえ、さすが季節と経度もあって、ホテルに着いた8時ごろもまだ夜といった感じもなく、あたりは薄明かり。早速ミョンドン(明洞)で軽く腹ごしらえをと、サムゲタン(参鶏湯)を食す。なかなかいけました。ホテルはソウル・プラザ。部屋から市庁舎が見下ろせる素晴らしい部屋!(左の写真です)

KAISのご招待で今回はソウルに来たのですが、この部屋にまず満足。そろそろ早めに寝ようかと思っていたら、招待者の林教授から電話で、ちょっと飲もうとのこと。論文審査で10時ごろまで仕事をしていたと、日本に留学経験のある二人の教授とともに、ホテル近くで軽くいっぱい。

さて、本日は、朝から雨。近くのソウル市立美術館でモネ展をやっていたので見に行きました。日本でも国立新美術館でモネ展をやっていますよね。よくGRIPSの授業にいくときに様子をみるのですが、朝、開館時点でもかなりの人出。いわゆる六本木のアート・トライアングルは人の流れが変わりましたね。それにひきかえ、こちらソウル市立美術館のモネ展はいたってひっそり。雨のせいか、しめやか。さすが開館前に行ったので、少々人はいましたが、それも10人程度。ゆったりと絵を見るのは久しぶり。超のつく贅沢!

学生のころ(20年前!)、暇にまかせて美術展めぐりをしていましたが、あの当時のゆったり感(もちろん、当時も人気の展覧会は混んでましたが)を海外では味わえるのがいいですね。

昼食は林教授に誘われて、やっぱりこっちにきたのだからと焼肉。昼からはもたれますね。明日の学会で同じセッションの報告者のアメリカ人夫妻(もっとも妻のほうは韓国出身)もおなじく昼がヘヴィだったらしく、それではと夜は、何を好んでか、イタリアンに。

話好きのアメリカ人はとてもえらいと思います。私が下手な英語をしゃべる隙を作らせませんから。

ということで、明日はメインの学会報告ですが、土曜の朝の仕事のために、セッションを終えたら、さっさと東京に帰ります。それでは。

2007年6月18日月曜日

還暦のはな子 吉祥寺の変貌


懐かしの井の頭公園.でも,自然文化園ははじめて.1949(昭和24)年にタイから来日し,今年還暦を迎えた「はな子」をはじめ,思いがけない動物のかずかず.


とくに鳥類は規模の割りに充実していて,ヤマドリってこんなにいろいろな種類があるとは.


園外ですが,汗だくで漕いだスワン(白鳥型の足こぎのボート)からは池に放たれたオシドリのつがいが見られたり,巨大な鯉にも驚かされました.


それにつけても久々に歩いた吉祥寺の変貌!たまたま昨日のTHE NIKKEI MAGAZINE6月号にも吉祥寺の変転ぶりを取り上げたアーティクルがでてましたが,これまた久しぶりに入った手打ちそば「ほさか」で,時の流れをいったん止めて,一月ぶりにとれた休日を締めました.

2007年6月7日木曜日

ジンギスカンキャラメル

すみません,食べられませんでした.無理しなくていいですよと言う周囲からのご意見を最大限尊重し,噛むことすらしないままに遠慮させていただきました・・・.
昨日は,地域リーダー養成塾の講義を午前中にこなし,午後はゼミナール.昼食後の休み時間に,北海道むかわ町からの塾生Hさん持参のジンギスカンキャラメルにチャレンジしたのが,上記の顛末.もちろん,私はジンギスカン大好きです.でもこれはジンギスカンの味じゃないだろう,というよりこの香りは一体!!千歳空港でも販売されているとのことですので,機会があればどうぞ(責任は負いません).

2007年6月5日火曜日

湖畔にてのクールビズ

JIAM(全国市町村国際文化研修所)の研修前日の晩に交流会があるのでいかがですかと誘われ,それではせっかくだからとお誘いに乗ったうえに,さらにせっかくだからと事前に京都に行きましょう,またまたさらにせっかくなので,京都市役所で,政令指定都市としては3例目になる家庭ごみの有料化についてヒアリング調査をしようと言うことで,久しぶりに京都を訪れました.アポイントメントの時間まで少々余裕があったので,市役所近くを散歩していたところ,お目当ての環境局の入居したビルからワン・ブロック東に高瀬川の一之船入(荷物の上げ下ろしをする船溜所)に行き当たりました.写真を見るとちょっと涼しげでしょう.

ヒアリングは高木部長,田中係長さんの丁寧なご説明で所期の目的を果たし,これで幸先よく今年度の研究プロジェクトの一つが発進できそうです(実は昨年度の論文の再修正がまだ残っているのですが・・・).

ヒアリング後,交流会まで時間もあることだし,やはり久しぶりに京都で蕎麦でも,とばったり行き当たった店,越前へぎ蕎麦の店「宇一朗」には入りました(今の今まで意識してませんでしたが,潜在意識で地方分権のことを考えていたのか・・・.単なる偶然でしょうね).町屋を利用した店構えで,能装束などが飾られており,とても雰囲気がいい.もちろん,へぎ蕎麦を注文.蕎麦はほどほどといったところ.私的にはもう少し蕎麦のかをりを欲していたところなので,まだまだ時間はあるし,ということで,烏丸御池近くの尾張屋に10年ぶりぐらいに入る.もちろん,宝来そばを食す.

と短い滞在時間ながら京都を満喫し,夕刻には琵琶湖畔の唐崎にあるJIAMへ,研修の交流会に参加する.皆さん積極的な方が多く,楽しいひとときを過ごせました.

そして本日は,湖畔に映る朝日で早朝に目覚め,あわせて3時間強ほど講演を午前から午後にかけて行い,無事東京に戻って来た次第です.しかし,ばっちりネクタイをしてJIAMを訪問しましたが,どうぞクールビズでといわれ,はやいものでもう6月なのですね.