2007年6月21日木曜日

入梅のソウル~ソウル便り


昨日夕方羽田を発ち、ソウル入り。曇りがちとはいえ、さすが季節と経度もあって、ホテルに着いた8時ごろもまだ夜といった感じもなく、あたりは薄明かり。早速ミョンドン(明洞)で軽く腹ごしらえをと、サムゲタン(参鶏湯)を食す。なかなかいけました。ホテルはソウル・プラザ。部屋から市庁舎が見下ろせる素晴らしい部屋!(左の写真です)

KAISのご招待で今回はソウルに来たのですが、この部屋にまず満足。そろそろ早めに寝ようかと思っていたら、招待者の林教授から電話で、ちょっと飲もうとのこと。論文審査で10時ごろまで仕事をしていたと、日本に留学経験のある二人の教授とともに、ホテル近くで軽くいっぱい。

さて、本日は、朝から雨。近くのソウル市立美術館でモネ展をやっていたので見に行きました。日本でも国立新美術館でモネ展をやっていますよね。よくGRIPSの授業にいくときに様子をみるのですが、朝、開館時点でもかなりの人出。いわゆる六本木のアート・トライアングルは人の流れが変わりましたね。それにひきかえ、こちらソウル市立美術館のモネ展はいたってひっそり。雨のせいか、しめやか。さすが開館前に行ったので、少々人はいましたが、それも10人程度。ゆったりと絵を見るのは久しぶり。超のつく贅沢!

学生のころ(20年前!)、暇にまかせて美術展めぐりをしていましたが、あの当時のゆったり感(もちろん、当時も人気の展覧会は混んでましたが)を海外では味わえるのがいいですね。

昼食は林教授に誘われて、やっぱりこっちにきたのだからと焼肉。昼からはもたれますね。明日の学会で同じセッションの報告者のアメリカ人夫妻(もっとも妻のほうは韓国出身)もおなじく昼がヘヴィだったらしく、それではと夜は、何を好んでか、イタリアンに。

話好きのアメリカ人はとてもえらいと思います。私が下手な英語をしゃべる隙を作らせませんから。

ということで、明日はメインの学会報告ですが、土曜の朝の仕事のために、セッションを終えたら、さっさと東京に帰ります。それでは。