2009年10月22日木曜日

一支国にて

急峻な山がそびえる対馬とは対照的に壱岐はなだらかな丘と長崎県内2番目という広さの平野が広がり,圃場整備されて一枚一枚が広大な稲田は壮観です.

写真は車窓から見た原の辻遺跡.古代一支国が復元されつつあります.ちょっとわかりにくいですが,後景となる丘の中央より左手に小さく見える建造物が来春開館予定の一支国博物館.設計は黒川紀章さんで,生前最後の作品とも言われているそうです.

美しい海と白浜,おいしい海産物や壱岐牛など観光資源に恵まれた壱岐.そして,島の業者や役所の方々が大変熱心かつ誠実に環境問題に対応される姿にも感銘を受けました.