2008年11月1日土曜日

青い秋空に美しい穂別の自然

フライトまでの時間,横山副町長と地域振興課の斎藤さんに穂別町内をご案内いただきました.休日の朝からありがとうございました.

写真は,国鉄富内線の終着駅富内駅.昭和61年に国鉄改革の一環で廃線となったのちも,駅舎などは保存されています.富内線に使われていたレールはベルギーなど海外から輸入された貴重なものだそうです.写真の切符の棚(なんていうのでしょう?懐かしいですね)は,映画鉄道員(ぽっぽや)で使われたものだそうで,右下に広末涼子が台の前に立っている写真がお分かりいただけますでしょうか.

穂別博物館では恐竜やアンモナイト,クジラの化石などの展示を見ました.現在では内陸部の穂別も,昔は海が入り込んでいたということですね.

産炭地でもあった穂別の中心街は,生きた化石といわれるメタセコイアを配した美しい並木道となっています.当時,道路両側を拡幅したのは珍しい事例としてずいぶんと視察が訪れたそうです.古代からの土地の成り立ちを踏まえた街並みの整備と言い,先ほどの駅周辺は宮沢賢治の思想を活かしていることといい,しっかりとしたコンセプトでまちづくりが進められてきたことがうかがわれます.

ほかにも,ありもりロード(有森裕子さんにちなんだマラソンコース)や長芋の収穫風景などもご案内いただきました(前の晩,飲み損ねた長芋の焼酎「いい爺いライダー」を横山さんから賜りましたありがとうございます!).あらためてお礼申し上げます.