昨日,横浜市会特別委での参考人として大都市制度についてお話させていただく機会がありましたが,なんといっても開始前に議会事務局職員に高校時代の同級生がいて,二十数年ぶりの再開に感激しました.その後,時間つぶしに,馬車道にありよくその前を素通りする旧横浜正金銀行本店本館に立ち寄りました(馬車道入り口,写真1枚目).神奈川県立歴史博物館になっています.明治37年竣工ですので,先日尋ねた丸の内三菱一号館のちょうど十年後ということになりますね.
企画展「横浜開港の考古学」,常設展を見て馬車道の裏通りから出ると,こんな風(写真2枚目).
考古学というと古代を思い浮かべてしまいますが,震災,戦災を経て復興した横浜や東京では,近代の〝遺跡〟をきちんと考えることも重要だなあと思いました.そういえば,先日放送されたNHK『ブラタモリ』第10回の「横浜」でも,北方小学校のビール貯水槽跡が取り上げられていましたね.
2009年12月23日水曜日
2009年12月21日月曜日
日立市内めぐり(その2)
2009年12月19日土曜日
Notice:お気づきですか?新しいS.E.A.
2009年12月16日水曜日
Notice:練馬区基本構想の策定
練馬区が新たな基本構想を策定しました(12/11).これは私が座長で関わってきた基本構想審議会での検討を受けたもので,ほぼ原案に基づくものです.この取りまとめには,多くの区民の方々からご意見をいただきました.ご協力ありがとうございました.また,そうした場を極力つくるべく努めました.区民参加の名にふさわしくすべく,事務局にも汗を流してもらいました.
地方分権改革推進委員会の第3次勧告を受けて基本構想に関する義務づけが廃止される見込みですが,そうしたなかでなぜ新たな基本構想が必要なのか,これまで以上に問われてきます.作って終わり,というこれまでの基本構想ではなく,これから策定が予定されている長期計画とあわせて,区政経営の礎として欲しいと思います.
地方分権改革推進委員会の第3次勧告を受けて基本構想に関する義務づけが廃止される見込みですが,そうしたなかでなぜ新たな基本構想が必要なのか,これまで以上に問われてきます.作って終わり,というこれまでの基本構想ではなく,これから策定が予定されている長期計画とあわせて,区政経営の礎として欲しいと思います.
2009年12月13日日曜日
久しぶりの高浜市訪問
数年ぶりに高浜市にお邪魔し,すでにブログでもPRしたまちづくりシンポジウムに参加してきました.600名定員の会場はさすがに満員とは行きませんでしたが,皆さん熱心に聞いておられた様子が壇上からもうかがわれました.大森彌先生の基調講演でぐっと聴衆をひきつけたうえで,第2部ではゲストでお招きした宝塚市中山台コミュニティの飯室さんはじめ,地元のまち協のリーダー役の板倉さん,神谷さん,そして磯貝市議会議長,吉岡市長といったパネリストの方ががそれぞれの持ち味を出されて,よいシンポになったのではと自画自賛させていただきます.
高浜市はいち早く〝構造改革〟を打ち出しましたが,これは単なる削減ありきの行革に終始するものではなく,地域からの自治を大切にして着実に実践を積み重ねることを重視する取組みでもあります.今年までに全市5つのまちづくり協議会が順次立ち上がったのもその現れです.市民を起点とした地域からの自治という観点から,ちょうど始まったばかりの総合計画策定,自治基本条例の作成のための市民会議からも,高浜市方式とよばれる試みが出てくるのでは,と期待しています.議会基本条例の動向もとても気になりますね.
これまでの行政のあり方は〝丸抱え〟(役所(しかも縦割りの原課)が抱え込んで,住民にはおろか役所に対しても閉鎖的)か〝丸投げ〟(予算や人がいないからとアウトソーシングしっぱなし)かといった住民・国民の期待を裏切り信頼を失うような対応が目に付きました.そうではない自治のかたちを目指す高浜市にはこれからも注目です.ぜひ高浜市ならではの「自治のかたち」=constitutionという意味での「憲法典」を編纂し,〝高浜市民自治法体系〟を打ち立てて欲しいものです.
このシンポの担当の鈴木さんを始め,野口さんなどリーダー塾関係者にもお世話になりました.ついでですが,今年のリーダー塾の現地調査(愛媛県)のスナップは,すでにブログに紹介したものも含めて,こちら.
高浜市はいち早く〝構造改革〟を打ち出しましたが,これは単なる削減ありきの行革に終始するものではなく,地域からの自治を大切にして着実に実践を積み重ねることを重視する取組みでもあります.今年までに全市5つのまちづくり協議会が順次立ち上がったのもその現れです.市民を起点とした地域からの自治という観点から,ちょうど始まったばかりの総合計画策定,自治基本条例の作成のための市民会議からも,高浜市方式とよばれる試みが出てくるのでは,と期待しています.議会基本条例の動向もとても気になりますね.
これまでの行政のあり方は〝丸抱え〟(役所(しかも縦割りの原課)が抱え込んで,住民にはおろか役所に対しても閉鎖的)か〝丸投げ〟(予算や人がいないからとアウトソーシングしっぱなし)かといった住民・国民の期待を裏切り信頼を失うような対応が目に付きました.そうではない自治のかたちを目指す高浜市にはこれからも注目です.ぜひ高浜市ならではの「自治のかたち」=constitutionという意味での「憲法典」を編纂し,〝高浜市民自治法体系〟を打ち立てて欲しいものです.
このシンポの担当の鈴木さんを始め,野口さんなどリーダー塾関係者にもお世話になりました.ついでですが,今年のリーダー塾の現地調査(愛媛県)のスナップは,すでにブログに紹介したものも含めて,こちら.
2009年12月10日木曜日
2009年12月9日水曜日
Notice:「地方行政において期待される法曹の役割」シンポジウムご案内
「地方行政において期待される法曹の役割」をテーマとしたシンポジウムを,2010年1月16日(土)13時半~17時(場所:弁護士会館2階 クレオBC)にて行います.塩野宏東京大学名誉教授を基調講演にお招きし,後半には私をコーディネータにパネルディスカッションを予定しております.詳細はこちら.
2009年12月5日土曜日
南大沢便り~新駅ビル
2009年12月3日木曜日
Notice:大都市ガバナンス研究セミナーのご案内
来年1月18日(月)に韓国ソウル市麻浦区の申(シン)区長をお招きしてセミナーを開催します.私も携わっている研究環「グローバル競争時代の大都市ガバナンスに関する日韓比較共同研究」の研究活動の一環です.申区長には基調講演をお願いするほか,成澤文京区長との対談も企画しております.昨年度講演いただいた林明知大学校教授と私の共同コーディネータです.詳細は,こちらをご参考ください.
2009年12月2日水曜日
日立つところの国から
2009年12月1日火曜日
ベンツと海鵜
日立市のコミュニティに関する検討委員会にかかわらせていただく関係で市内視察をお願いしたところ,望外な実り多いツアーを企画していただきました.市民活動課の皆さん,ありがとうございました.そのごくごく,ごくごく一端をご紹介.
日立駅前を降り立つと,いきなり日立製作所作成の火力発電所タービン.
でも,工業都市という印象とは異なる多くの面をうかがい知れたのが,今回の視察の成果.自然が美しい.海岸の美しさはこの上のないものでした.この近くで捕獲される海鵜が全国の鵜飼の漁に使われているとは初めて知りました.不勉強のほど,お恥ずかしい次第です.そして産業資産の宝庫.企業が作り出す真の意味での文化という企業文化が歴史的資産として残されているかおり,それをどう活用するかというのが現代の我々の使命ではと思われました.
市内にはベンツの工場もあり,ここから東日本,ゆくゆくは全国に出荷されるとのこと.
コミュニティに入って行く前の地域に関する予備知識は欠かせないものです.本当はご紹介したかった数々の名所・史跡.私の新しいカメラの操作が悪かったのか,今一つだったので,別途のご紹介にしたく存じます.
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