正月明けに申請する研究費の書類の原案を同僚に送付すべく明け方まで作業して(こんな締め切り設定するとはどういうつもり!),大晦日だというのに朝9時近くまで寝床でうとうと.ここ半月は,博士論文1本,修士論文数本,終了レポート8本(!)のコメントに追われ,ようやくどん詰まりの本日,自らの原稿を一本脱稿(もう一本も脱稿間近!でも次の締め切りが・・・).来年はもっとゆとりのある生活をしたいものです.
その合間にベランダの掃除を久しぶりにしていたら,なんとプランタの下からヤモリのようなトカゲのような小動物が出てきて,びっくり.都会のマンションで見かけるとは!でも,でも,申し訳ないのは,掃除をしていて別のプランタを動かしたときに,このちびチャンを轢いてしまったらしく,怪我をさせてしまった!おまけにまさにトカゲの尻尾きり,大晦日にトカゲの尻尾踊りを見るとは.来年も思いやられる?!
でも今年は充実した一年でした.来年もまたよい年でありますように(表題は来年への願い).
2007年12月31日月曜日
一足早く~師走の麻布十番
年末恒例,一日早く年越し蕎麦をいただきに麻布十番は更科堀井へ.
世は健康ブーム,港区推奨メニューなんてあるんですね.調べてみると,元気まる食MINATOという事業をやっています.
私は,太打ち,さらしな,柚きりをいただきました.おまけに浪花家の鯛焼きも.食べ過ぎか?!
2007年12月29日土曜日
2007年12月28日金曜日
水,山,そして歴史~若狭町出張報告3
二日目は,まず名水百選にも選ばれている名所瓜割の滝によっていきました.水が冷たく瓜も割れてしまうほどというのが命名の由来とか.紅藻類が生えて赤い石が緑陰の切れるような冷たい水の中で実に美しい.
旧上中町役場で現在上中庁舎にある歴史文化館(写真中央)を訪問し,学芸員の永江寿夫さんのご案内で伝建地区の熊川宿を視察.全長約1Kmの長い宿場町を散策しながら詳しくお話しいただきました.
そして,伝建地区のまちづくりを担う若狭熊川宿まちづくり特別委員会会長の河合健一さんからまちづくりの取り組みのお話を長時間いただきました.鯖街道の宿場町として栄えた熊川を,単に歴史的建造物の保存にとどまらないまちづくりを目指して長きにわたりリーダーシップを発揮されてきた河合さんの情熱に打たれました.また,そうした取り組み姿勢をはっきりと感じることができたのは,散策中に,伝統的な建築の補修を受けた家(写真右)のおばあさんが永江さんに本当に感謝の気持ちを込めてお礼を繰り返しいっている場面にであったこと.役場の職員である永江さんと行き交うたびに町の人が親しみを込めた挨拶をしていること.
午前の視察,ヒアリングが終わって,さあ昼食.熊川宿に鯖鮨屋さんでいただいた鯖鮨は,たまらなく絶品.生きのいい本物の若狭でとれた鯖を使っており,肉厚で素晴らしいの一言に尽きる.
なくならないうちにパシャリ.
更新:「住民と自治体」掲載HP
12月18日のブログでお知らせした拙著「住民と自治体」が比較地方自治研究センターのHPにも,掲載されました.
http://www3.grips.ac.jp/~coslog/pdf/2007/BunyabetsuNo1jp.pdf
http://www3.grips.ac.jp/~coslog/pdf/2007/BunyabetsuNo1jp.pdf
2007年12月25日火曜日
若狭町より
旅に出ました.若狭町着.O下さんの出迎えで食した鯉のあらいは絶品.感動のままに役場訪問、そして縄文文化センターへ.ボランティアの三浦さんから丁寧な解説.建物は土ぐうのお腹を模したものだとか(左:若狭町役場,右:縄文文化センター).
サンタの信じ方~ブックログ:内山節『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』
毎年クリスマス・イブには映画『34丁目の軌跡』(1994年リメイク版)を見て感動を新たにするのですが,信じることとだまされることはある意味では紙一重.
内山節著『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(講談社現代新書,2007年)によると,キツネにだまされたという話が日本全国一斉になくなってしまうのが1965年頃,ちょうど,私が生まれたころの話ということになります.
人間と自然との関わりに関する示唆に富む論考(「日本の自然は一面では確かに豊かな自然であるけれど,他面ではその改造なしには安定した村も田畑も築けないやっかいな自然でもあったのである」など),「「私」をもっているのは人間の属性」であるがゆえの「「悲しい存在」が人間」という省察,に満ちた本書は是非お薦め.
で,現代のわれわれはだまされなくなったのか?・・・
それではこれから旅に出ます.
内山節著『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(講談社現代新書,2007年)によると,キツネにだまされたという話が日本全国一斉になくなってしまうのが1965年頃,ちょうど,私が生まれたころの話ということになります.
人間と自然との関わりに関する示唆に富む論考(「日本の自然は一面では確かに豊かな自然であるけれど,他面ではその改造なしには安定した村も田畑も築けないやっかいな自然でもあったのである」など),「「私」をもっているのは人間の属性」であるがゆえの「「悲しい存在」が人間」という省察,に満ちた本書は是非お薦め.
で,現代のわれわれはだまされなくなったのか?・・・
それではこれから旅に出ます.
2007年12月24日月曜日
さわやか「人間力」~ブックログ:堀田力著『「人間力」の育て方』
今年一年を振り返ってみるといろいろありましたが,やはり貴重な経験といえば,株式会社コムスン第三者委員会の委員としての経験です.先般,コムスンの全事業所の譲渡がつつがなく終結したことで(すでに任期は終わっていますが)私もホッとしたところです.いろいろ経験させていただきましたが,そのなかで,改めて委員会の座長をされた堀田力さんの魅力を垣間見させていただけたのも,貴重な経験の一つでした.理念,信念,情熱と知性を傾注される姿勢はとてもまねができないものだと,圧倒された次第です.
その堀田さんが『「人間力」の育て方』(集英社新書)を刊行されました.
前のブログ記事(『鮨屋の人間力』)でも,気になっていたのですが,「人間力」ということばがとてもはやっているようです.数年前,青少年に関する政策を研修で取り上げたときにもちょっと勉強したのですが,政府の文書や政策でも,ある意味で臆面もなく「人間力」ということばが使われているのに,戸惑ったものです(例えば,内閣府 人間力戦略研究会が報告書「若者に夢と目標を抱かせ、意欲を高める~信頼と連携の社会システム~」を2003年に出しています).
堀田さんも「何となく変な言葉だと思います」と述べられておりますが,こうした変な言葉を使わなければいけないところが,昨今の現状なのでしょう.
私も教育者の端くれ(本当に端っこの方にいますが)ですので,なるほどという点もあれば,う~んどうかなという点もないわけではありません.しかし,「自己存在の肯定」が重要だというご指摘は深く首肯.
「ミクシ」(どうして?というフィンランド語,だそうです)が自ずと発せられる教育を理想としておりますが,そのためには私自身の精進も必要なのでしょうね.本書で紹介されている,堀田さんの「みんなで作る.イジメをなくす憲法」という授業の試みなどに触れると,反省とともに,意欲もいただきました.
その堀田さんが『「人間力」の育て方』(集英社新書)を刊行されました.
前のブログ記事(『鮨屋の人間力』)でも,気になっていたのですが,「人間力」ということばがとてもはやっているようです.数年前,青少年に関する政策を研修で取り上げたときにもちょっと勉強したのですが,政府の文書や政策でも,ある意味で臆面もなく「人間力」ということばが使われているのに,戸惑ったものです(例えば,内閣府 人間力戦略研究会が報告書「若者に夢と目標を抱かせ、意欲を高める~信頼と連携の社会システム~」を2003年に出しています).
堀田さんも「何となく変な言葉だと思います」と述べられておりますが,こうした変な言葉を使わなければいけないところが,昨今の現状なのでしょう.
私も教育者の端くれ(本当に端っこの方にいますが)ですので,なるほどという点もあれば,う~んどうかなという点もないわけではありません.しかし,「自己存在の肯定」が重要だというご指摘は深く首肯.
「ミクシ」(どうして?というフィンランド語,だそうです)が自ずと発せられる教育を理想としておりますが,そのためには私自身の精進も必要なのでしょうね.本書で紹介されている,堀田さんの「みんなで作る.イジメをなくす憲法」という授業の試みなどに触れると,反省とともに,意欲もいただきました.
2007年12月22日土曜日
ブックログ:中澤圭二『鮨屋の人間力』
先日のMX収録前日からのどの調子がおかしくなり,収録は何とか乗り切ったものの,昨日の年内最終授業日はガラガラ声で講義.そして今日は本格的な風邪で,さえない一日(でも,でも,随分といろいろなレポート,論文類にコメントさせていただきました.コメントの時は集中してますから,大丈夫.エッヘン).
早く元気を回復して旨いものを食べる!という意志で風邪を克服しようとめくったのが,中澤圭二著『鮨屋の人間力』(文春新書,2007年).
最近の鮨屋の風潮に対して,「ビジネスは悪いことではありません.けれども,「職人の分」ということを私はいつも思うのです.・・・鮨職人というのは,お客様に鮨を握って食べていただき,幸せに帰っていただくということを目的に仕事をしています」と.自戒のことばとしたいものです.
また,弟子の教育に関連して,「マニュアル化した文章で人は育たない」とも.「だから私は,諦めずにみんなでディスカッションしたりしながら,なんとか育てようとこれまでやってきたわけです」と.これまた自戒のことばとしたいところ.
さすがその道で一流の方,気楽に読める本ですが,ちょっとした気づきを与えてくれます.
ということで(?),鮨の微妙な味わいはまだ無理ですので,本日は,ガーリックのきいたご近所の家庭的でリーズナブルなイタリアンで元気をちょっといただきました.
早く元気を回復して旨いものを食べる!という意志で風邪を克服しようとめくったのが,中澤圭二著『鮨屋の人間力』(文春新書,2007年).
最近の鮨屋の風潮に対して,「ビジネスは悪いことではありません.けれども,「職人の分」ということを私はいつも思うのです.・・・鮨職人というのは,お客様に鮨を握って食べていただき,幸せに帰っていただくということを目的に仕事をしています」と.自戒のことばとしたいものです.
また,弟子の教育に関連して,「マニュアル化した文章で人は育たない」とも.「だから私は,諦めずにみんなでディスカッションしたりしながら,なんとか育てようとこれまでやってきたわけです」と.これまた自戒のことばとしたいところ.
さすがその道で一流の方,気楽に読める本ですが,ちょっとした気づきを与えてくれます.
ということで(?),鮨の微妙な味わいはまだ無理ですので,本日は,ガーリックのきいたご近所の家庭的でリーズナブルなイタリアンで元気をちょっといただきました.
2007年12月21日金曜日
最新刊のお知らせ「首都経営改革の源流」
「法学会雑誌」(首都大学東京・東京都立大学法学会発行の紀要)第48巻第2号に論文を掲載しました.
「首都経営改革の源流-内務省昭和十年東京市行政監察を中心に(上)」
大学の研究紀要ですので一般には入手できないものですが,こんなこともやっているというご紹介.
戦前を素材とした論文ははじめて.ただ,歴史研究のつもりはこれっぽっちもなく,東京研究の一環であると同時に,自治体パブリック・ビジネス研究の一環でもあります.
以前務めていた大学の紀要に「上」だけ掲載して断筆した前科がありますが,この論文は何とか完成させたいともっています.しかし,年度末に向けて一体何本原稿を書かなければならないのか・・・.
「首都経営改革の源流-内務省昭和十年東京市行政監察を中心に(上)」
大学の研究紀要ですので一般には入手できないものですが,こんなこともやっているというご紹介.
戦前を素材とした論文ははじめて.ただ,歴史研究のつもりはこれっぽっちもなく,東京研究の一環であると同時に,自治体パブリック・ビジネス研究の一環でもあります.
以前務めていた大学の紀要に「上」だけ掲載して断筆した前科がありますが,この論文は何とか完成させたいともっています.しかし,年度末に向けて一体何本原稿を書かなければならないのか・・・.
2007年12月20日木曜日
南大沢だより イルミネーションⅢ
なんと会場は,約四半世紀前,大学一年生のころ〝コンパ〟(といったらやっぱり番組制作会社の若い子たちにきょとんとされました)をした「鹿鳴館」あらため「てしごと料理 直伝屋 ろくめいかん」.かつての洋風パブ風の作りから最近よくあるちょっと薄暗い和風の内装にがらりと変わっていました.
本日は午前中,立川市の市政アドバイザーとして研究会に出席してから,午後は教授会.そして,別の会合も.
すっかり夜遅くなり,ラ・フェット多摩のイルミネーションもこんな具合です.
2007年12月18日火曜日
お知らせ「住民と自治体」
比較地方自治研究センター「日本の地方自治の英文資料:分野別地方自治制度及びその運用に関する説明資料」(財団法人自治体国際化協会(CLAIR)からの受託)で執筆した私の原稿の日本語版が,CLAIRのHPに先に掲載されているのでお知らせ.
住民と自治体-自治体経営への住民参加
英語版は,すでに比較地方自治研究センターのHPにあります.近々こちらのHPにも日本語版が載る予定です.
People and Local Government
住民と自治体-自治体経営への住民参加
英語版は,すでに比較地方自治研究センターのHPにあります.近々こちらのHPにも日本語版が載る予定です.
People and Local Government
2007年12月17日月曜日
2007年12月16日日曜日
八景島シーパラダイス
十数年ぶりにやってきました八景島.予想外に混んでいなくて余裕をもって楽しめました.
シロイルカは初見.大人になって4メートル以上のものをクジラというそうで、英語ではWHITE WHALEだそうな.
陽気なサンタのフィーディング・シーン.
2007年12月15日土曜日
南大沢だより イルミネーションⅡ
2007年12月7日金曜日
南大沢だより イルミネーション
朝から人身事故の遅延で講義に遅れたり(レジュメを刷る時間もなく、初めて板書のみの授業.たまにはいいものだ)、いろいろありましたが、なんとか用事のない週末を久々に迎えられそうです(締め切り目前の原稿が二本あるだろうって?そ、その通りなのです).
2007年12月6日木曜日
最新刊のお知らせ:「市民参加と自治体パブリック・ビジネスの再構築」
最新論説発表のお知らせ
月刊地方自治12月号「巻頭論文 市民参加と自治体パブリック・ビジネスの再構築」(ぎょうせい)
(実はわたしもまだ現物を手にとっていませんが・・・)
あわせて,
月刊地方財務9月号「巻頭論文 自治体の組織定数の新たな戦略と課題」(ぎょうせい)もどうぞ.
月刊地方自治12月号「巻頭論文 市民参加と自治体パブリック・ビジネスの再構築」(ぎょうせい)
(実はわたしもまだ現物を手にとっていませんが・・・)
あわせて,
月刊地方財務9月号「巻頭論文 自治体の組織定数の新たな戦略と課題」(ぎょうせい)もどうぞ.
2007年12月5日水曜日
冬籠りに備えて
夕方からGRIPSにて私のゼミ生がポリシー・プロポーザル(PP)の中間報告.3人のゼミ生が緊張した面持ちで報告し,容赦のない質問攻め.ゼミ生が質問攻めにあっている間,指導教官は黙ってみているのが慣習で,代わりに応えたい気持ちを抑えつつ我慢我慢.
中間報告会のあとは,早速ゼミで反省会,そして懇親会.国立新美術館をのぞむ「豚組」にて各地の豚しゃぶしゃぶを楽しむ.うっ,そういえば,多摩市のトーク・セッションで舞台に上がる私の姿を見て,なんだか太ったねと,わざわざあとでメールでご連絡いただいた八王子市の某Kさんのことばを思い浮かべながらも,また,年下の若者たちと舌鼓を打ってしまったのでありました.
中間報告会のあとは,早速ゼミで反省会,そして懇親会.国立新美術館をのぞむ「豚組」にて各地の豚しゃぶしゃぶを楽しむ.うっ,そういえば,多摩市のトーク・セッションで舞台に上がる私の姿を見て,なんだか太ったねと,わざわざあとでメールでご連絡いただいた八王子市の某Kさんのことばを思い浮かべながらも,また,年下の若者たちと舌鼓を打ってしまったのでありました.
2007年12月2日日曜日
市民力のタネ
本日午後1時半から多摩市永山公民館ベルブホールにて,「つたえようあなたの思い TAMAMIRAI 2007 多摩市民まちづくり討議会 提案・報告会」が開催されました.
このブログでも〝実況中継〟しました,9月8日,9日両日に開かれた市民まちづくり討議会の結果を,実行委員会が取りまとめて報告する会です.とても立派な報告書が作成され,その内容の充実ぶりに拍手!実行委員会は,青年会議所の方々や,私のゼミ生(前期)や法政の保井先生のゼミ生などで構成されています.ついでにいえば,学生時代私のゼミに所属し,現在は多摩市職員のI君も実行委員会のメンバーに入っています.
私のゼミ生が輝かんばかりのいい表情をしていたのは大変うれしいこと.実行委員会のメンバーはみんないい顔つきでした.大変な苦労をしたようですが,結果を出せたことを大いに褒め称えたいと思います.
報告会の後半には,プラーヌンクスツェレの伝道師,別府大学の篠藤明徳氏にわざわざ別府からお越しいただき,多摩市自治基本条例の自治推進委員会委員である白鳥光洋氏とそしてコーディネータ役を仰せつかった私とでトークセッション「市民が主役のまちづくり~多様な市民参画手法」.
興味の尽きない話を篠藤さん,白鳥さんから引き出すことができ,私も無事大役を果たしたと自己満足.
とくに篠藤さんの話から得たのは,ドイツにしろ,日本にしろ,最初から個として自立した市民が存在するわけではなく,眠っている市民力をどのように芽生えさせるかが鍵.プラーヌンクスツェレはそのツールの1つということ.
実行委員会の打ち上げに参加させていただきましたが,大変な盛り上がりだったことはいうまでもありませんでした.昨日の首都大行政学研究会の忘年会に続いていい酒が飲めました.
このブログでも〝実況中継〟しました,9月8日,9日両日に開かれた市民まちづくり討議会の結果を,実行委員会が取りまとめて報告する会です.とても立派な報告書が作成され,その内容の充実ぶりに拍手!実行委員会は,青年会議所の方々や,私のゼミ生(前期)や法政の保井先生のゼミ生などで構成されています.ついでにいえば,学生時代私のゼミに所属し,現在は多摩市職員のI君も実行委員会のメンバーに入っています.
私のゼミ生が輝かんばかりのいい表情をしていたのは大変うれしいこと.実行委員会のメンバーはみんないい顔つきでした.大変な苦労をしたようですが,結果を出せたことを大いに褒め称えたいと思います.
報告会の後半には,プラーヌンクスツェレの伝道師,別府大学の篠藤明徳氏にわざわざ別府からお越しいただき,多摩市自治基本条例の自治推進委員会委員である白鳥光洋氏とそしてコーディネータ役を仰せつかった私とでトークセッション「市民が主役のまちづくり~多様な市民参画手法」.
興味の尽きない話を篠藤さん,白鳥さんから引き出すことができ,私も無事大役を果たしたと自己満足.
とくに篠藤さんの話から得たのは,ドイツにしろ,日本にしろ,最初から個として自立した市民が存在するわけではなく,眠っている市民力をどのように芽生えさせるかが鍵.プラーヌンクスツェレはそのツールの1つということ.
実行委員会の打ち上げに参加させていただきましたが,大変な盛り上がりだったことはいうまでもありませんでした.昨日の首都大行政学研究会の忘年会に続いていい酒が飲めました.
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