2007年12月2日日曜日

市民力のタネ

本日午後1時半から多摩市永山公民館ベルブホールにて,「つたえようあなたの思い TAMAMIRAI 2007 多摩市民まちづくり討議会 提案・報告会」が開催されました.
このブログでも〝実況中継〟しました,9月8日,9日両日に開かれた市民まちづくり討議会の結果を,実行委員会が取りまとめて報告する会です.とても立派な報告書が作成され,その内容の充実ぶりに拍手!実行委員会は,青年会議所の方々や,私のゼミ生(前期)や法政の保井先生のゼミ生などで構成されています.ついでにいえば,学生時代私のゼミに所属し,現在は多摩市職員のI君も実行委員会のメンバーに入っています.
私のゼミ生が輝かんばかりのいい表情をしていたのは大変うれしいこと.実行委員会のメンバーはみんないい顔つきでした.大変な苦労をしたようですが,結果を出せたことを大いに褒め称えたいと思います.
報告会の後半には,プラーヌンクスツェレの伝道師,別府大学の篠藤明徳氏にわざわざ別府からお越しいただき,多摩市自治基本条例の自治推進委員会委員である白鳥光洋氏とそしてコーディネータ役を仰せつかった私とでトークセッション「市民が主役のまちづくり~多様な市民参画手法」.
興味の尽きない話を篠藤さん,白鳥さんから引き出すことができ,私も無事大役を果たしたと自己満足.
とくに篠藤さんの話から得たのは,ドイツにしろ,日本にしろ,最初から個として自立した市民が存在するわけではなく,眠っている市民力をどのように芽生えさせるかが鍵.プラーヌンクスツェレはそのツールの1つということ.
実行委員会の打ち上げに参加させていただきましたが,大変な盛り上がりだったことはいうまでもありませんでした.昨日の首都大行政学研究会の忘年会に続いていい酒が飲めました.