2008年2月5日火曜日

6/1795 or 1/18~千葉県東葛地域政令指定都市シンポ

本日は,千葉県東葛地域6市(松戸市・野田市・柏市・流山市・我孫子市・鎌ヶ谷市)で構成される東葛広域行政連絡協議会主催,千葉県後援の政令指定都市シンポジウム(柏市の関係HP)で基調講演,パネルディスカッションのコーディネータを務めました.

松戸市民劇場(約300席)は7割がたを埋め,思ってもいない人手.半数は関係自治体議会の議員さん,残りは市民,関係者というお話でした.

都市の集積と水と緑が豊かな環境とが両立し,また,東京,成田,筑波へのアクセス抜群なこの地は,人口減少,少子高齢化という課題に対していくつもの解決策を提示できるだけの恵まれた地域.そのポテンシャリティを活かして,政令指定都市へのステップ・アップを図る〝勇気〟が試されているといってよいでしょう.

実際に,合併,政令指定都市指定までの道のりは平坦ではありませんが,仮に実現すれば,千葉市を抜いて県内第一の都市.パネルディスカッション後の質問で,この地域が千葉県に与えるインパクトはと問われましたが,千葉県などという狭い区域にこだわらず,日本の中の〝東葛〟を目指して欲しいものです.

ただし,その前提として,この地域の市民の選択が重要であることはいうまでもありません.

全市町村1795の中の6市がそれぞれ思い思いに自立を目指すという位置づけなのか,18番目の政令市を目指してそのオンリー・ワンを目指すのか.そうした〝贅沢〟な選択が許されていることを是非市民の方々には前向きに考えていただければと願っています.

パネリストとして,ちば銀総研の礒田さん,柏市インフォメーション協会事務局長の藤田さん,J&T(東葛)まちづくりセンター運営協議会事務局長の児玉さん,千葉県庁の板倉さんが出席され,それぞれの立場からクリアなご意見をいただきました.とくに市民活動に携わる藤田さん,児玉さんの市民の〝元気〟はこの地域にとって得難い資産だと思いました.