2010年1月14日木曜日

地域のレガシーをリソースに

日立市でコミュニティ推進協議会発足時(昭和50年)に豊浦学区自治会長(現在,豊浦学区まちづくり推進会をされていた菊池遠平さんからお話しをうかがう機会を得ました.昭和40年当時の花いっぱい運動や国体を契機として,それまで日立市としてなんらなかったコミュニティ活動をかたちにされたご苦労や巧みな取組みを知ることができました.

ご高齢でありながら地域関係のリーダー(県共同募金の副会長や市の社協副会長もされている)として活動される菊池さんの凛とした姿勢には感銘を受けました.また,終戦後までは豊浦,川尻町がいかに栄えていたかをうかがいました.今では往時をしのぶ街並みもほとんどないようですね.地域のなかの歴史遺産をぜひ継承し発展させて欲しいものです.漁業や隣県からの海水浴客で賑わった当時の写真の記録などをぜひ見てみたいものです.写真は茨城県国体開催時(1974年)のバッジです(菊池氏所蔵).