2010年1月19日火曜日

自治体PBフォローアップ研修

本日(1/19)は「自治体パブリック・ビジネスを創る」のフォローアップ研修として,第1部は「職員提案制度」をめぐるシンポジウムを行い,第2部は「先進政策の検証」として夏の報告の〝その後〟について研修生から報告していただきました.

職員提案制度は,夏の研修では活発な議論が展開され盛り上がったことから,今回のテーマとしたのですが,文京区,杉並区,板橋区,足立区の取り組みについて各区の担当者からご報告をいただき,議論いたしました.ご協力いただいた各区の担当者の方々には,大変感謝申し上げます.

職員提案制度は,大雑把に言えば,〝企画・政策型〟か〝研修・人材育成型〟かでその所管,位置づけ・目的も異なり,自治体経営の中での役割を考えると,思った以上に奥の深い議論となることを実感しました.

制度化しないと職員提案が出ない自治体の組織風土の現状をどう考えるのか,制度化しても尻すぼみになる点を,組織内の情報共有あるいは課題への〝気づき〟のしかけのあり方と考え合わせるとどうなのか,さらに考えて行きたいと思います.