2009年11月1日日曜日

歴史を掘り起こす:リーダー塾現地視察(その4)

平成の市町村合併は地域に様々な影響を与えてきました.八幡浜市というよりは旧保内町というべきでしょう,この地域のまちづくりは,合併という変革の中で埋もれつつある保内の歴史を掘り起こし,地域のアイデンティティを見つめなおす取り組みとでも言えましょうか.

写真は鉱業・紡績業で成功をおさめた白石和太郎の洋館で,明治30年代の建築といわれ,東京を含め当時の最先端をいくものであることがわかってきました.地域ネット研究会UWAの岡崎さん,八幡浜市(旧保内町)職員の宇都宮さんに街をご案内いただき,この洋館内部はボランティアガイドで管理人の矢野さんに興味深いお話をいただきました.ありがとうございます.
たとえば,限界入ってすぐの天井の電灯取り付け部にある漆喰.世界地図の上を天使が舞っています.このようなデザインははじめてです.玄関も両開き式で驚かされました.
建築物ファン,必見ですね.