2008年6月13日金曜日

Notice: 多摩市まちづくりシンポのおしらせ

多摩市まちづくり研究会から次のようなお知らせが届きました.どうぞご関心の方はご参加ください.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まちづくりに関心のみなさまへ多摩市まちづくり研究会 事務局 いろいろお世話になります。この度、多摩市まちづくり研究会では、2008年6月29日に第9回総会を開催します。その第2部では「第5次多摩市総合計画策定について」の講演会を開催することに致しました。是非、みなさまお誘い合わせの上、お越しいただきたくご案内申し上げます。なお、関心のみなさまへご案内していただければ幸いに存じます。また、マルチポスティングをしておりますので複数受信される方はご容赦いただきたくよろしくお願いいたします。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 多摩市まちづくり研究会第9回総会 第2部企画  「第5次多摩市総合計画策定に向けて」参加費: 無料 第2部は申し込み不要、どなたでも参加できます。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆多摩市の未来をつくる第5次多摩市総合計画(計画期間2010年度~2019年度)の策定が、2008年度から始まります。現在の第4次総合計画策定は、1999年度に企画課が市民の意見を聞くため、「まちづくり研究会」として市民を募集し、それに応えた160人の市民が全体会と市内11地域のグループ毎に約半年かけてワークショップ会議を行い、それを集めて提言集を作成しました。1999年12月に提言集を出した市民たちは、多摩市の未来は自分たちで考えることを学びました。そしていくつもの市民活動団体が生まれました。それは地方自治の時代を迎える準備として、行政にとっても、自ら考える市民を涵養するためにも、多いに意味のある方法論だったといえます。提言をどのくらい政策に反映したかは別として。"市民協働"をこれからの市政運営のキーワードとして進めている多摩市は、次の第5次総合計画策定に関しての市民意見集約をどのような手法で行うのでしょうか。昨年9月に、新しい市民参加の手法として図書館政策をテーマに「TAMAMIRAI2007多摩市民まちづくり討議会」が行われましたが、これはドイツの討議デモクラシーの手法「プラーヌンクスツェレ」注(裏に)を日本版にアレンジしたものでした。市はこの手法を用いて、第5次総合計画の策定に取り組むことを考えているようです。第4次で目標にした「市民が主役」の市政運営の方法論とはどのようなものか、行政の方と一緒に考えてみましょう。
--------------------------------------------------------------------------------
■日時:6月29日(日)14:15~16:30■会場:多摩市立総合福祉センター7階 第1・第2研修室 (交通案内などは後述を参照下さい。)
13:00~14:00第1部 多摩市まちづくり研究会 第9回総会
14:15~16:30第2部 講演会「第5次多摩市総合計画策定に向けて」
講師:多摩市 企画政策部長 太田 義次 氏
内容:第5次多摩市総合計画を策定するに当たり、本年度から取り組む、市民参加の手法、審議会など、市として考えていることを話して頂き、参加者との質疑応答を行います。
参加費: 無料 第2部は申し込み不要、どなたでも参加できます。
---------------------------------------------------------------------------------
注<"プラーヌンクスツェレ"とは> ドイツのヴッパータール大学社会学者のペーター・C・ディーネル教授が考案したもので、直訳すれば「計画をつくる細胞」という意味です。行政のもとで、無作為抽出のメンバーが有償で参加し、中立機関が企画したプログラムにより、専門家からの徹底した情報公開・情報提供のもとに市民討議を行い5人のグループで合意形成し、最終的にはポイント制の投票などを使って市民報告書・答申をまとめるものです。すでにドイツのみならずEUのいくつかの地方自治体で、市街地活性計画や行政課題の解決を図るためにこの手法を導入しています。(特定非営利活動法人東京ランポ発行『まちぽっと』5号から)―多摩市ではどのように行われたか―多摩市では初めての取り組みとして、無作為抽出1000人(16歳以上の市民)の中から抽選で選んだ市民50人に案内を出し、「TAMAMIRAI 2007市民まちづくり討議会」が9月8、9日に開催されました。2日間に実際に討議に参加した人は35人でした。テーマは「市民が求める多摩市の図書館・図書館サービス」で、討議の方法は、5、6人ずつの7つのグループに分かれて、5つのテーマでそれぞれ情報提供を受けた後50分間の討議をし、グループごとに3つのまとめとその他残したい意見を出し、休憩時間に一人ひとりが手持ちの3枚の赤いシールを共感する意見に貼ると言う方法で行われました。12月2日に報告会が開かれ、討議結果をまとめた冊子を提案として教育委員会教育長に手渡されました。その後、この討議会の手法についてトークセッション「市民が主役のまちづくり~多様な市民参画手法」がパネリスト3人によって行われ、コーディネーター役の大杉覚氏(首都大学東京法学部教授)によって、新しい市民参加の手法として画期的な出来事であった、今後も続くことを期待したいとまとめられました。多摩市まちづくり研究会では、討議会の手法について検証するべきと考え、3月1日にシンポジューム「新しい市民参加の方法はどうだった?」~市民のための市民討議会はどうあるべきか?~を開催しました。ご参考:多摩市のホームページをご参照ください。
・つたえようあなたの思い TAMAMIRAI 2007 多摩市民まちづくり討議会テーマ 「市民が求める多摩市の図書館・図書館サービス」<
http://www.city.tama.lg.jp/tama/4613/4616/001547.html
>
・つたえようあなたの思いTAMAMIRAI2007多摩市民まちづくり討議会報告書<http://www.city.tama.lg.jp/tama/4613/4616/003756.html>