前半は審議会の委員間の議論に耳を傾け,そして,後半はこれから開催されるワークショップ形式の町民懇談会の予行演習のグループ・ディスカッション(写真は審議会委員を二つに分けたうちの一つのグループ)をじっくりと聴かせていただきました.委員間で活発に交わされる議論の質の高さは,この町の潜在的な地域力の高さを示していますね.おそらくは,こうした議論のフィールドがこれまで設定されてこなかったことが一番の課題だったのではないでしょうか.
さて,今後,小海町がどのような「物語」を作り上げることができるのか,非常に楽しみです.私はアドバイザー,あくまでも変革に向けての触媒の役ですが,町民の方々が,行政とどのような小海ならではの「協働」のモデルを作り上げるのか,ぜひ見届けたいと思っている次第です.小海はこれからもこだわりを持ってしつこく関わり続けたい地域の一つです.