2008年10月30日木曜日

お目当ての薬膳料理~知産地賞のススメ

以前広島県庁から島根県庁に出向されていた木戸さんのご案内で舌鼓を打った赤来高原の道の駅の薬膳料理が忘れられず,視察の旅程に組み込んでもらいました.中山間地域研究センターからもすぐです.相変わらずの盛況でしたね.

古代米のご飯,芋のスープ,魚の煮付けに新鮮な野菜の数々.手間暇かけなくても新鮮で有機栽培の野菜は十分おいしいのです.

農村部はもちろん,今基本構想づくりでお手伝いをしている練馬区など都市農業を売りにしている割には,なぜ役所や来訪者がふらりと入れるようなところで,地元の野菜を使った料理を提供しないのか,全く不思議.

もちろん,地のものだけでフルコースとはいかないでしょうし,ペイしないでしょうから,例えば,サラダとかアラカルトの一品でとか,なにか地産地消の一皿を,役所の施設に入る飲食店に契約上提供を義務付けるとか,場合によっては補助するとか,なんとでも工夫できるだろうに,と常々思っております.「知産知賞」(知恵を働かせてアイディアをひねり出し,その土地のものを味わう,誇りに思う)がまずは先決ということでしょうか.