古代米のご飯,芋のスープ,魚の煮付けに新鮮な野菜の数々.手間暇かけなくても新鮮で有機栽培の野菜は十分おいしいのです.
農村部はもちろん,今基本構想づくりでお手伝いをしている練馬区など都市農業を売りにしている割には,なぜ役所や来訪者がふらりと入れるようなところで,地元の野菜を使った料理を提供しないのか,全く不思議.
もちろん,地のものだけでフルコースとはいかないでしょうし,ペイしないでしょうから,例えば,サラダとかアラカルトの一品でとか,なにか地産地消の一皿を,役所の施設に入る飲食店に契約上提供を義務付けるとか,場合によっては補助するとか,なんとでも工夫できるだろうに,と常々思っております.「知産知賞」(知恵を働かせてアイディアをひねり出し,その土地のものを味わう,誇りに思う)がまずは先決ということでしょうか.